フレブルの散歩の目的と冬や雨の対策|ももきちの3つの散歩問題まで

「フレブルの散歩はどのくらい行くのがいいんだろう」
「雨の日はみんなどうしてるんだろう」
「寒さ対策はどうしてるんだろう」
愛犬フレブルの散歩について、どれだけいろいろ学んでも「これが正しい!」とはなかなか思えずに不安や悩みはつきものですよね。

フレブルが散歩に行く目的は3つあります。

・健康維持
・気分転換&社会に慣れる
・飼い主との絆を深める

そのため「一日に何回、このくらいは歩かないと」というルールに縛られて、飼い主も自分の時間の中でのやりくりに無理をしすぎるのではなく、あくまでも「お互いが気分転換すること」が大事なのです。

「どのくらい散歩に行くべきか」はそれぞれの家の事情を元に、愛犬をよく見て一番良い内容を見つけてあげたいですね。

さらに、フレブルは1匹につき1人のリーダーのような存在との強い信頼関係を作り、絆を深めることが好きなワンパーソンドッグです。

まさに当サイトのロゴのイラスト通りですね。

そのため、散歩や遊びを通して絆を強くすることを意識することが最も重要なので、散歩に行けない日も「愛犬にとっての散歩の目的」を知ることで、家の中でなどより大切に一緒に時間を過ごせることにつながりますね。

とはいえ、みんなどうしているのか気になる冬の寒さと雨や雪の日の問題。

今回はInstagramでのアンケート結果や、関東から東北に引っ越した「ハナメちゃん」の飼い主へのリサーチ結果も一緒にご紹介します!

そしてそして、我が家の愛犬ももきちが抱えるお散歩での3大悩み。

1.拾い食い
2.リードを引っ張る
3.飛びつく

どうしたらちゃんとしつけられるのかを調べて「なぜ出来ていないのか」「どう教えてあげればいいのか」を知って対策した結果、少しずつですが改善の傾向が見られました!まだまだ長い道のりですが改善までの道のスタートを報告します。

ももきちの年齢(もうすぐ2歳)に合わせた内容で解説しますので、是非最後までご覧ください。

目次

1.フレブルにとって散歩の目的は3つ!

フレブルは人が大好きで社交的!散歩が大好きな子も多いですよね。

シニアになると散歩は気分転換程度で十分ですが、成犬の場合は散歩に行く目的が3つあります。

1.健康維持(トイレ&肥満対策)
2.気分転換&社会に慣れる
3.飼い主との絆を深める

「なぜ散歩に行くべきなのか」を知ることで、散歩の内容が愛犬にとってはもちろん、飼い主にとっても気分転換になる大切な時間になり、だからこそ「毎日行ったほうがいい」のです。

ただし、お互いが「無理をしない」ことも大事なので、「行かなければいけない」という義務感になるのではなく、リフレッシュできるタイミングでそれぞれの家のルールで愛犬と決めましょう。

1-1.健康維持(トイレ&肥満対策)

フレブルは他の犬種に比べると太りやすい体質です。

さらに成犬になると子犬の時に比べて動きが落ち着いてくるので、脂肪の燃焼が減ることで太りやすくなってしまうので、定期的に体を動かしてあげましょう。

「外じゃないとトイレをしない」という子も中にはいらっしゃいますよね。

散歩に行く目的として、一番大きなものは健康維持のためですね。

1-2.気分転換&社会に慣れる

愛犬にとって散歩が嬉しい理由、気分転換になる理由は下記の通りです。

・他の生き物と会える
・いろいろなニオイを嗅ぐことができる
・人に会える
・太陽にあたれる
・外の空気を体で感じられる
・飼い主とコミュニケーションを取れる

これらは愛犬にとってストレス発散となることで、実はどれも人間も同じですよね。

私たちが仕事などでふと甘いものを食べたり、タバコを吸ったり休憩してリフレッシュするのと同じように、愛犬にも気分転換する時間が必要です。

特に普段ケージの中で過ごしている子(我が家の愛犬ももきちもそうです!)にとっては、一日の中でも散歩に行く楽しみは、大きな大きなイベントなのでしょうね。

また、散歩に行くことで外の世界を知り、社会に慣れることもとても大切な理由となります。

1-3.絆を深める

人のことが大好きで社交的なフレブルですが、1匹につき1人のリーダーのような存在との強い信頼関係を作って絆を深めることが好きなワンパーソンドッグ。

そのため、散歩や遊びを通して「絆を強くする」ことを意識することが重要。

いろんなことに興味津々な愛犬が安全に過ごせるように、そして愛犬が他の子や人をケガさせたりすることがないように、飼い主の私たちはリードして、マナーを教えてあげなければいけません。

その積み重ねが愛犬との信頼関係を作っていくのです。

2.お散歩の時間や回数と内容は愛犬に合わせたものを優先する

年齢や性格、生活リズムなどそれぞれの愛犬ごとに「一番いい散歩」のルールがあり、そのどれもが正解です。

大切なのは「お互いが無理をしないで気分転換する」こと。

どちらかが無理をし続けていれば、おそらく散歩が「義務」になっていて「気分転換」にはなっていないのかもしれません。

ワンパーソンドッグとして絆を深めることが好きな犬種だからこそ、お互いがリラックスして気分転換できる散歩にすることが出来れば、より一層楽しい気持ちになってリフレッシュできるでしょう。

大事なのはお互いストレスにならないことなので「帰りが遅くなっちゃった!散歩の時間だから急がなきゃ!」「仕事に集中してたらこんな時間!散歩行かなきゃ!」ではなく、「よし!気分転換に散歩行ってこよう!」と、楽しめるよう工夫したいですね。

散歩に行く時間にも、毎日同じ時間のルールが出来すぎてしまうと、守れない日は愛犬にとってストレスがたまるようになってしまいます。

あくまでも「成犬の目安の時間」は下記の通りです。

一回の散歩時間:30分〜1時間
一日の散歩回数:2回 

愛犬にとって適した量は違いますが、多すぎてしまうと体を痛めることにもなりかねないので注意しましょう。

成犬の散歩では「走るとき」「ゆっくり歩く」のメリハリをつけるとより楽しく気分転換でき、肥満対策としても効果的です。

3.冬の散歩の注意点と対策

フレブルは暑さも寒さも苦手です。

被毛が硬い上に、口と鼻の距離が短いから冷たい空気が体にそのまま伝わりやすいので、寒さが体に響きます。

反対に温度をあげすぎると呼吸を通しての温度調整が難しいため、体に熱がこもりやすくなるので熱中症にも注意しなければいけません。

冬場は水を飲む量も夏に比べると少なくなってしまうので注意が必要ですね。

今回は

1.散歩に行くときの対策
2.散歩から帰ったら
3.雨や雪の日の散歩
4.外の遊びができないとき
5.インスタでの「雨の日どうしてる?」アンケート結果発表!
6.関東から東北に引っ越したハナメの冬の散歩対策

をご紹介します!

3-1.散歩に行くときの対策

冬の日の散歩は、出来れば太陽があるあったかいうちに行けると良いですね。

もしも寒すぎる日や、寒い時間にしか行けない場合は行く場所を絞り、そこまではカート移動をすることもオススメです。

「歩かせなきゃ」ではなく「よりストレスなく体を動かせるように」工夫することを重要視したいですね。

また、冬の寒さの恐ろしいポイントは「温度差」です。

あったかくしている部屋から一気に寒い外に出る場合、温度差が体への負担となり、心臓に負担がかかりすぎて気管支炎や発熱、下痢、さらに最悪の場合突然死ということも起こりかねません。

アウターやスヌートなどを着せてあげ、温度差の負担を減らしましょう。

<アウターを選ぶポイント!>
・風を通しにくいもの
・軽くて動きやすいもの
・暑くなった時に脱がせやすいもの

耳や皮膚が赤かったり、へぇへぇし続けていたりなど、愛犬が暑そうにしていたら脱がせてあげるなども、飼い主が注意して見てあげましょう。

3-2.散歩から帰ったら

散歩から帰ったら下記3点に注意しましょう。

1.肉球や顔のしわとしわの間の汚れなどをしっかり「落として乾かす!」
2.冬は体力を消耗しやすいのでゆっくり寝かせて休ませてあげる
3.水を飲む量が少なかったらドライフードをふやかすなどで水分を増やしてあげる

大切なのは汚れを落とすことだけではなく、乾かすことです。

皮膚が弱いので濡れたままだと炎症がおきてしまうこともありますので、丁寧に乾かしてあげましょう。

「体を動かす」「寝かせてあげる」のメリハリをつけてどちらも大事にしてあげたいですね。

3-3.雨や雪の日の散歩

トイレの事情などで雨や雪の日も散歩に行かないといけない子もいますよね。

その場合はカッパを着せたり、靴を履かせてあげるなど愛犬に合った対策をし、しもやけには注意しましょう。

さらに雪遊びは大好きですが、体が冷えてしまうので様子を見て切り上げるようにし、帰ったら汚れを落として体が冷えていたらあたためて休ませてあげたいですね。

3-4.外の散歩ができないとき

お天気だけではなく、様々な事情で外の散歩が難しい時は無理しすぎずに室内で遊んであげることも大切なことです。

ただし、ただ遊ぶのではなくフレブルにとって散歩の目的を意識して遊ばせてあげましょう。

<オススメの室内あそび方法>
・引っ張り合い→「ちょうだい」で口から離せるようにトレーニング
・おもちゃ追いかけっこ→興奮してても「おすわりするといいことがある」を覚えてもらうトレーニング

フレブルは噛む力が強いので、大好きなおもちゃなども飼い主が「ちょうだい」といえば離せるようにトレーニングを兼ねてできる引っ張り合いがオススメです。

さらに、おもちゃなどの追いかけっこの中でも定期的に「待て」「おすわり」など、愛犬が興奮しているときにでも飼い主の指示を守れるよう、遊びの中で身につけさせてあげましょう。

3-5.インスタでの「雨の日どうしてる?」アンケート結果発表!

ももきちのInstagramの中で「雨の日はどうしていますか?」のアンケートを取ったところ、8割の方は雨の日は行かずに家の中で遊ばせるという声が多い結果となりました。

<雨の日は行かない&家の中で遊ばせる人:8割>
・家の中で散々遊ばせて疲れさせて忘れさせる
・家の中で大運動会♡
・雨の日のお散歩が難しければ知育玩具がオススメです!
・小雨なら行くこともありますが、基本雨の日はお休みしています!
・氷点下の日は水よだれが出てくるから行かない

<対策をして行く人:2割>
・カッパ着せて行っています
・お散歩必須なので雲行きを見ながらレインコートを着させて行きます!
・無理に行きませんがお留守番の前には行きます!帰宅後シャンプータオルで拭いています!

知育玩具は留守番の時にもいいと言いますよね!うちも一つ買ったのがボロボロになっているので新しいのを探したいと思います!

ご協力いただいた方々ありがとうございました!

3-6.関東から東北に引っ越したハナメの冬の散歩対策

Instagramで人気の「はなめ ひとみ@haname_hitomi」

今年8歳になる愛犬ハナメ(ブリンドル/メス)は、横浜から仙台、さらには青森と転勤を重ねていて、雪がほとんど降らない横浜から雪の多い地域に引っ越しをしています。

ハナメの飼い主さんに、冬の散歩でどんな対策をしているか教えてもらいました!

・そもそもハナメは服と靴があまり好きじゃない
・氷点下以下の寒すぎる日は「水よだれ」が出ることもあるので注意する
・雪がない時は普通に長袖の服か、もこもこベストの洋服のみ

・靴は基本履かせていないが先日雪の中1時間くらい遊ばせたら肉球が真っ赤になってた
・寒さによって着せる服を変えるが、寒い時用の服は「ALPHAICON」の中から選ぶ
・写真の靴も「Mud Monsters」のスノーマッシャーズ
・一番寒い時は「ドッグガードエア」で、表面は防水加工・裏面は撥水生地になっているのと、一番生地が厚くてあったかい!

・次に「スノードッグガード」で、防水、防風、撥水加工がされてるけど湿度は通してくれて、さらに裏はフリースなので安心

・あまり寒くない日の雨の日などは「レインドッグガード」で、時々その下に薄い服を着せる

基本的には北海道で作られている「ALPHAICON」を選んで、雪と寒さに耐えられるように対策をしていますが、北海道の雪国で暮らすフレブルをSNSで見ると裸でいることも多く、愛犬の対策にはいろいろな考え、育て方があることを感じているそうです。

だからこそ、まだまだ「これでいいんだ!」という自信が持てないので、日々SNSなどをリサーチしながらハナメがよりストレスなく過ごせるように勉強しているとのことでした。

4.ももきちの場合

そして我が家の「ももきち」の場合、散歩は1日2回行っていますが、ももきちの場合

・拾い食いが多い
・リードを引っ張る
・人に会うと飛びついてしまう

という3大悩みを抱えています。

夫婦でも対策を話してきましたが改めて「どう教えてあげればいいのか」を理由とともに勉強し、対策を始めたところ、改善の傾向があったのです!

「これがいいらしいよ」とかの情報だけでは「なぜしてしまうのか」「なぜそう教えるべきなのか」の部分が見えないままだったので、とてもいいきっかけになりました。

まだまだ悩み解消の道までは長い旅になりそうですが、ももきちとの絆を信じて改善する家族物語をこれからも定期的にご報告していきますね。

4-1.散歩の内容

散歩は1日2回で、朝20分/夕方30分行っています。

これまでは夜行っていましたが、「太陽が出ている時間に」ということも知ったのと、筆者が在宅で仕事をしていることが増えたので、夕方に行くようにしました。

すると!同じ時間帯に散歩している子と多く出会えることとなり、お友達とも会って遊べる時間も増えたので、ももきちにとっては「あったかい時間に行ける」だけではなく「お友達に会える」ということも良い発見でした。

さらに散歩に行く時間もこれまではなんとなく決めてしまっていたので、「決めない」ように改善。

私の仕事が一段落したタイミング、出かける前など、自分のペースでももきちに声をかけて行くようにしたら、私自身も「わ、こんな時間!ももきちの散歩行かなきゃ!」の義務感から、「よし休憩!ももきち散歩行こ〜」という気持ちに変わることで、不思議と散歩の中でももきちに声をかける時間が増えたのです。

温度差対策ですが、ももきちは体にニキビのようなものが出来てしまったので、摩擦を避けるためにも医師より「出来れば服は着せててあげてください」と言われ、服を着せています。

散歩の時にはさらに「AVIREX」のアウターを重ね着していて、前開きボタンタイプになっているのでリードをつけた状態でも脱がせるものを選びました。

散歩の中では今はリードを短く持って「引っ張らない」練習をしていますが、広い公園についたらリードを伸ばして一緒に追いかけっこして遊んでいます。

ももきちは走る時にとても楽しそうなので、「思い切り走れる」場所がある散歩ルートをこの2年間で探して、出来るだけかぶらないように日々ルートを変えて選んでいます。

4-2.散歩での悩み1「拾い食い」

ももきちは散歩中の「拾い食い」がとても多く、何回も病院に行ったことがありました。

散歩中だけではなく庭で遊ばせているときでも、我が家の庭に生えている「ゆずの木」が実を落とし、不意に口にしてしまいそうになるのですが、ゆずは犬は食べないほうが良いものなので、ももきちを庭に出す前には庭の掃き掃除を必ず行うようにします。

「拾い食い」をする理由を調べたところ、犬は生きていくために「食べること」は欠かせない行動なので、狩猟本能からも風に飛んだ葉っぱなどを口にしてしまうことがあります。

人間にとっては手で拾うことが当たり前ですが、犬にとっては拾える手もバッグやポケットもないので、「口に入れてみる」という行動になり、持ち帰るために飲み込むという行動を取るのです。

犬にとって「持ち帰ろう」としているものを、飼い主が無理やり口に手を突っ込んで奪うことは、犬にとっては信じられない行動なので、怒るようになってしまう場合もあります。

4-2-1.対策

出来るだけ拾い食いをしないようにリードは短く持ち、可能な限り飼い主が「あれ食べそうだな」と思うものに近づかせないように注意しましょう。(でも実はももきちと私たちの場合いつもこちらの予想が外れます。まだまだですね笑)

さらにこのときのために、一度口に入れたものを「ちょうだい」で離すようなトレーニングを、おもちゃの引っ張り合いなどの遊びで行うことが効果的なのです。

口から離したらご褒美をあげて大げさに褒めることで「飼い主に渡したらいいことがある」と思ってもらえれば成功です。

そしてもしも食べてしまったら何を食べてしまったのかを可能な限り確認し、不安があればすぐに動物病院に連れていきましょう。

4-2-2.してはいけないこと

下記3つは絶対にやめましょう。

1.無理に吐かせること:肺炎や気道を傷つけることにもなってしまいます
2.無理やり取ろうとする:「取られちゃう!」と急いで飲み込むことにもなってしまいます
3.叱る:犬にとっては人が手で拾うくらい自然なことなので理解することができません

4-2-3.ももきちの反省点

ももきちが拾い食いをしてしまったとき、これまでは「叱って」「無理やり取ろうする」をやってしまっていたことに気づきました。

ももきちにとっては「いいもの」を見つけて「持ってかーえろっ♪」のような気持ちだったことを始めて知り、以降はももきちに「ちょうだい」で離してもらえるトレーニングを始めています。

そして、リードを短く持つ時には拾い食いをしないでいることにも気づけました。

とはいえ、まだまだ効果はないので、根気よく伝えていこうと思います。

4-3.散歩での悩み2「リードを引っ張る」

ももきちはまるで「ほふく前進」のようにリードを引っ張るときがあります。

最近はだいぶ良くなってきていますが、まだまだ改善までは長い道のりなのです。

散歩が大好きな犬にとって散歩は1日の中でもとても楽しみな予定のひとつであるため、「やっとお散歩だ〜」とテンションがあがって張り切った結果引っ張ることに…」

さらに小さい頃から「引っ張ると前にいける」と思ってしまっている場合、その考えから直してあげる必要があるのです。

4-3-1.対策

引っ張ったら立ち止まって動かないようにし、「引っ張ったら前にいけないんだ」を教えてあげましょう。

「あれ?」と立ち止まったり、犬の動きを止めたまま近づいてみてリードが緩んだら「褒めて前に進む」を繰り返して「前に進むには引っ張るんじゃなくてリードをゆるくする」を教えてあげてください。

例えば疲れが出てきて不意にゆっくり歩いている時にも、目を見て褒めたりおやつをあげて「ゆっくり歩くと止まったりしないで褒めてもらえるんだ」と教えてあげると良いそうです。

犬にとっては急に止められることはストレスの一つ。

だからこそ、「ゆっくり歩くといいことがある」という考えを教えてあげましょう。

4-3-2.してはいけないこと

リードを引っ張り返すことは絶対にしてはいけません。

引っ張ることで首に大きな負担をかけてしまうだけではなく、首輪が抜けて脱走してしまうことにもつながります。

大切なのは飼い主との信頼関係であり、人間と同じで力ずくで信頼関係は作れないのです。

4-3-3.ももきちの反省点

伸びるリードから始めてしまったので、「引っ張ると前に行ける」「ゆるんだら前に行ける」が身についてしまっています。

好奇心の塊のようなやんちゃ坊主なので、リードを引っ張る力も年々増していて、不意に車に飛び出そうとしたりなどの危険が多くあるので、本当にすぐに取り組むべきだと夫婦で力を合わせて「褒めて伸ばす」大作戦に変更。

これまではリードを引っ張り返すこともしてしまっていたので、「引っ張られたら止まっちゃうけど、ゆるんだら褒められて前に進める」を試してみたところ、一回の散歩の中で目に見えて変化を感じられました!

ちょこちょここちらを振り返って気にしてくれるそぶりも見られたので、とても愛おしいです笑

とはいえ、これもまだまだ長い道のりなので引き続き彼と一緒に改善していきます。

4-4.散歩での悩み3「飛びつく」

ももきちは人が大好きでやんちゃ坊主なので、元気いっぱい!

散歩中にわんちゃんと会ってもワンちゃんよりも飼い主さんの方が好きというケースも少なくありません。

ただし成犬になり体重も約10キロあるので、ももきちが飛びつくことで倒してしまう危険もあります。

ももきちにとっては「嬉しい!」「構って〜!」「それちょうだい!」という感情表現の一つ。

ただし、それを許してしまうと愛犬のしたいことをそのまま通してしまっていることになり、幸せなのは愛犬だけになってしまう...ダメなことをしっかり教えてあげることで信頼関係を強くすることにもなるのです。

4-4-1.対策

出来る限りリードは短く持ちましょう。

もしも飛びつかれたら目を見ないで無視し、それでもやめなければ低い声で「NO」や「ダメ!」を伝えて、「おすわり」できるようにします。

「おすわり」が出来たら大げさなくらいにしっかりと褒めておやつをあげることで、「嬉しいときもおすわりをするといいことがある!」という考えを教えましょう。

人と会って嬉しいときにもおすわりができるようになったら成功です。

4-4-2.してはいけないこと

犬は褒められて覚えるので、ちゃんと出来たのにご褒美をあげないと何が正しいのか理解することができません。

大げさなくらいに褒めて「これをすると褒められるんだ!」を教えることが大切です。

さらに、「NO」や「ダメ!」など注意する言葉も、家族で同じ言葉で統一するように決めておきましょう。

4-4-3.ももきちの反省点

飛びついた時にでも「すみません」と飼い主さんに声をかけるのみで、ももきちに「NO」と言ってるだけの何の効果もない方法を続けてしまっていました。

「まだ若いですもんね」「子犬ですもんね」と言っていただく優しい言葉に甘えてしまっていたのですね…

先日ももきちに会いに友達が来てくれたときも会ってから1.5時間もずっと興奮していたので、早速いろいろと試してみましたがまだまだ興奮はなかなか止められませんでした。

でもだからこそ、根気強く教えていくことが大事ということを学んだので、続けていきます!

5.まとめ

成犬のフレブルにとって散歩の3つの目的
・健康維持(トイレ&肥満対策)
・気分転換&社会に慣れる
・絆を深める

散歩の内容
・1回30分程度を1日2回(愛犬のペースで)
・行く時間は決めない!
・「走る」「ゆっくり歩く」などのメリハリをつける

冬の散歩に行く時の注意点と対策
・フレブルは暑さにも寒さにも苦手
・太陽が出ているあったかいうちに行く
・部屋から外に出るときの温度差の負担をアウターなどで減らす
・暑そうにしていたら脱がせて体温調整を

散歩から帰ったら
・肉球の汚れをしっかり落として乾かす!
・顔のしわとしわの間の皮脂汚れも定期的に拭く
・ゆっくり寝かせて休ませてあげる
・水を飲む量が少なかったらドライフードをふやかすなどで水分を増やす

雨や雪の日の注意点と対策
・かっぱや靴などの対策をして外に出る
・家に帰ったら汚れを落として乾かしあったかくしてあげる
・雪遊びが好きな子でも体が冷えてしまうので飼い主が切り上げる
・ももきちInstagramでは8割が「雨の日は家で遊ぶ!」2割の人は「対策をして行く」という結果に!

散歩にいけないとき
・室内か庭で遊んであげる
・大事なのは「健康維持(トイレ&肥満対策)」「気分転換&社会に慣れる」「絆を深める」という散歩に行く目的
・おすすめの室内遊び:引っ張り合い、おもちゃ追いかけっこ
・「ちょうだい」で口に入れてるものを離す練習
・おいかけっこの中で「待て」「おすわり」の練習

ハナメの場合
・そもそもハナメは服と靴があまり好きじゃない
・氷点下以下の寒すぎる日は「水よだれ」が出ることもあるので注意
・雪がない時は普通に長袖の服か、もこもこベストの洋服のみ
・靴は基本履かせていないが先日雪の中1時間くらい遊ばせたら肉球が真っ赤になってた
・寒さによって着せる服を変えるが、寒い時用の服は「ALPHAICON」の中から選ぶ
・一番寒い時は「ドッグガードエア」で、次に「スノードッグガード」あまり寒くない日の雨の日などは「レインドッグガード」
・写真の靴は「Mud Monsters」のスノーマッシャーズ

ももきちの場合
・お散歩は1日2回 朝20分/夕方30分
・普段は家で服を着ていて散歩時はさらにアウターを重ね着
・時間はなんとなく生活リズムができてしまっていたので「決めない」よう改善
・内容:リードを短く持って引っ張らない練習中 + 広い公園ではリードを伸ばして追いかけっこしたり走らせてあげる
・悩み1「拾い食い」リードを短く持って「ちょうだい」で口から離すトレーニングをする
・悩み2「リードを引っ張る」引っ張ったら立ち止まりゆっくり歩くと褒めてもらえるんだを教える
・悩み3「飛びつく」人と会って嬉しくてもおすわりして待てをすればいいことがあると教える

フレブルは人が大好き!

犬を散歩するようになってから、思ったよりもたくさんの飼い主さんとわんちゃんが散歩してて出会えるようになったことを知りました。

より良い散歩にするために愛犬にとってだけではなく、散歩で出会う人にとっても安全で楽しい時間にすることは、飼い主にとっても素敵な時間になる理由にもなります。

そのために一番大事なことは飼い主と愛犬との信頼関係。

この絆を強くすることでお互いが安心して気分転換としても、より良い時間にすることができる。

人と犬が力を合わせて一緒に生きていくためには、愛犬マナーを守れるように教えてあげることも愛情の一つなのだということを教えてもらいました。

ももきちの悩み解決まではまだまだ時間がかかりそうですが、それでも「なぜダメなのか」「どう教えるのか」を今回知ってから取り組めたことで、ももきちに改善の傾向が見られたことはびっくりでした。

大事なのはももきちの気持ちを知った上で「向き合ってちゃんとももきちを理解すること」なのですね。

ハナメの飼い主さんの回答にもありましたが、「これが正解!」と思えることはきっとこれからもないのかもしれません。

でもだからこそ、しっかりと愛犬のことを知って、こちらがリードしてより安全に、より愛されるように「一緒に生きていく」努力をし続けることが大事なのですね。

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