お散歩行ける?判断基準の最新版&行かないことも大事な判断!より効果的なおうち遊び
まだまだ長そうな夏の暑さ。 最近では夜でも気温が下がりにくいし、台風やゲリラ豪雨も多いのでお散歩になかなか行けないことが多いですよね。
そこで以前Instagramでもアンケートを取らせてもらった「お散歩いけない日ってどうしてる?」問題を、今日は深堀りしていきますね。
わが家の愛犬ももきちも、お散歩に行けない日は家で遊ばせますがどうもマンネリ化しているし、正解かわからないし、ストレスたまってそうだなぁと思うこともしばしば。
そもそもお散歩ってどんな意味があるんだろう、行けない日はどうすればそれらを解消できるのか、仕事の合間などで気軽にできる気分転換はないのかなどを学びます!
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<PDFデータ>
目次
夏の散歩チェックポイント
みなさんは夏のお散歩行けるかチェック、どうされていますか?
「フレブルオーナーは知っておきたい!冷却アイテムを使い分けて効果的に熱を逃がす方法」でもご紹介しましたが、ウェザーニュースの発表によると人間にとって30℃で感じている気温のとき、太陽に照らされているアスファルトの温度は55℃、一番近い場所にいる犬は約40℃を熱を感じることになるそうです。
この時間に外を歩いてしまうと肉球を火傷してしまうので、
暑さ:「犬のお散歩予報」&アスファルトに触れて5秒触っていられるかをチェック▶熱ければ肉球がやけどしてしまうので行かない
湿度と風:天気予報アプリで湿度をチェック▶70%以上は危険なので行くとしても短めに!&風があるか?▶風があれば「気化熱大作戦」で対策して短めに!
で温度と湿度、風があるかをチェックするようにします。
湿度は60%を超えると体調に影響が出てしまい、70%以上は危険なので行くとしても短めに済ませるようにしたいですね。
愛犬の体調や元気度を見ながら毎日悩んでいる方がきっとほとんどではないでしょうか。
わが家もきっと不審に思う人いるだろうなというくらい、アスファルトチェックは欠かさずに行っています。
最近では一度庭に出て湿度、風、温度を確かめて行けそうなら行く、無理そうなら人工芝の上でゆっくり過ごすという日々です。
そもそも散歩に行く目的
ではそもそもなぜ散歩に行くのか、散歩に行くことでどんないいことがあるのかをまずは知っていきましょう。
散歩に行く目的に加え、フレブルだからこその理由もあるのでそれぞれ学んでいきますね。
散歩に行く目的
散歩に行く目的は以前「フレブルの散歩の目的と冬や雨の対策|ももきちの3つの散歩問題まで」で以前ご紹介しましたが、3つ!
- 健康維持
- 気分転換&社会に慣れる
- 飼い主との絆を深める
それぞれ詳しく見ていきますね。
健康維持
散歩は愛犬が健康でいるためにはとても大切なものです。
運動をすることで筋肉が鍛えられ、心肺機能も向上します。
特にフレブルのように元気いっぱいな犬種は毎日の散歩で運動することで肥満や病気などの予防にもなっているのです。
気分転換&社会に慣れる
家の中で自由にしていても、やはり外の新しい景色やにおいに触れることで、精神的な刺激がストレス軽減になるのです。
さらに、散歩中に他の犬や人と触れることで社会性を育むことにもなります。
さまざまな環境や状況に慣れることで、災害時に人や犬とのトラブルを抑えられたり、公共の場所でのマナーも身につける訓練になるのです。
ただし、愛犬によっては外や人、他の犬に対して不安を感じることもあります。
そんなときは無理に進めるのではなく、人が少ない時間帯や静かな場所での散歩から始めるなど、少しずつ慣らしていきたいですね。
飼い主との絆を深める
フレブルは「ワンパーソンドッグ」として、飼い主に忠実に、そして飼い主との深い絆を大切にする犬種です。
散歩でコミュニケーションを取ることで心のつながりが深まり、飼い主に対しての信頼感を高めて、愛犬は安心することもできるのです。
ただ歩くだけではなく、話しかけたり、目を合わせたり、褒めたり、一緒に遊んだり、指示を出すコミュニケーションの中で、愛犬との絆が強くなるのですね。
これが愛犬のストレスや不安を軽減することにもなり、より安定した気持ちで幸福度をあげることにもなります。
外でしかトイレをしない子の場合
愛犬によっては散歩がトイレタイムになっている子も多いですよね。
犬の祖先である狼はもちろん外でトイレをすることが当たり前だったので、外でのトイレが好きで、家の中を寝床と思っている子ももちろんいます。
ただし最近ではトイレはできれば家で済ませるようにということを推奨している自治体も少なくありません。
災害対策としても、少しずつ家でのトイレトレーニングを重ねていきたいですね!
暑くて散歩に行かない日はどう過ごす?目的を元に考える!
気温が高かったり、湿度が高く蒸し暑いなどでお散歩に行かないというのも、愛犬のためにはいいことなときもあります。
でも「最近お散歩行けてないからストレスたまってそう」という心配がつきものですよね。
今回はInstagramでのアンケート結果はもちろん、お散歩の目的を家の中で気軽に取り組める方法で解決すべく、探っていきますね!
家の中で遊ぶ方法
家の中で遊ぶ場合も遊ぶ目的を意識することで、遊び方が変わってきますよね。
そして大事なことは散歩に行けないから体を動かせばOKなのではなく、体を動かして一緒にまったりと過ごすことも大事な時間なのです。
今回は「なぜそれがいいのか」の理由とともに難易度順でご紹介します。
難易度⭐️|ねぇ取ってきて〜!遊び
ボールやおもちゃなど、愛犬がこわえやすくて大好きなおもちゃを投げて取ってきて、離せたら褒めるを繰り返しましょう
用意するもの:愛犬が好きなおもちゃ
目的:トレーニング、エネルギー発散、運動不足解消、飼い主とのコミュニケーション
難易度⭐️⭐️|つなひき
ロープや縛った古い布などを愛犬と引っ張り合いのつなひきをしましょう。そして愛犬が飽きる前に「ちょうだい」などの合図を出し、離せたら褒めるを繰り返しましょう
用意するもの:ロープのおもちゃ、古いタオルや切れにくい布を縛る
目的:トレーニング、エネルギー発散、運動不足解消、飼い主とのコミュニケーション
難易度⭐️⭐️⭐️|ど〜こだ?
紙コップや手におやつを隠して愛犬に探させて、見つけることができたら思いっきり褒めてあげましょう!知育トイがあればベストですが、ない場合でもあるもので簡単に遊ぶこともできます。
用意するもの:紙コップ、おやつ
目的:狩猟本能を満たす、脳を使うことで精神的な刺激、好奇心を引き出す、飼い主とのコミュニケーション
難易度⭐️⭐️⭐️⭐️|トンネルくぐろうぜ!
大きな段ボールをトンネルに見立ててその中を通る練習をさせます。無事に通れたら思いっきり褒めてあげることが大切!短いトンネルからはじめておやつで誘導するのもいいですね。
用意するもの:愛犬がくぐれるくらいの筒状ができる段ボール
目的:運動能力やバランス感覚を養う、楽しみながらストレス発散、飼い主とのコミュニケーション
難易度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️|タオル線路トレーニング
「筋トレでフレブルを守る! ヘルニア予防とリハビリの全て」でも紹介したヘルニア予防にもなる筋トレ方法です。
用意するもの:タオル何枚か
目的:関節の柔軟性と筋力アップ、バランス感覚アップ、楽しみながらストレス発散、飼い主とのコミュニケーション
どれも遊ばせる時には
- ウォーミングアップとクールダウンとして愛犬のマッサージやストレッチを通してコミュニケーションも
- 長時間やらない
- 適度に休憩を!
- 滑らないように&段差が大きすぎないように
といった点には注意しましょう!
散歩する以外で気軽にできる夏の気分転換方法
部屋で遊ぶ以外にもちょっとした工夫でできる愛犬の気分転換の方法も学びます。
ベランダや庭でまったり過ごす
あくまでも地面が熱くなくて、日陰があることが大前提ですが、はしゃがなくても外で一緒におやつを食べたり、ゆっくりするだけでも外の空気に触れてリフレッシュになります。
散歩=運動だけじゃなくて、飼い主とのコミュニケーションがとても大切なので、一緒にまったりした時間を過ごすことでも絆が深まるのです。
抱っこやカートでの外出
こちらもあくまでも長時間ではないことと、暑さ対策をしっかりした上でになりますが、抱っこやカートで少し外の空気を感じるだけでも愛犬は気分転換になります。
みんなはどうしてる?Instagramで聞いた散歩に行かない日の過ごし方
ハロブルのInstagramアカウントで「お散歩に行かない日どうしてますか?」を聞いてみたところ、答えていただいた内容を一緒にご紹介しますね!
家の中でトレーニングを兼ねた遊びをしている方が多いですね!
アンケートの回答を読んでいても、なんだか皆さん楽しそうなんですよね。
わが子のこととなると、愛おしいこの時間。
今回学んだ散歩の目的をふまえて考えると、大事なのは体を動かすことと飼い主と一緒に目を合わせてコミュニケーション取ることもなのかもしれないですね。
まとめ
お散歩 = 行かなければいけない
という認識になりがちだったけれど、
お散歩 = お互いに運動、コミュニケーションをとって、リフレッシュするためのもの
という認識に変わってから、自分で自分を縛り付けてた謎のルールがなくなって、前よりもずっとお散歩が楽しくなったような気がしています。
お散歩ではぐいぐい系のももきちですが、こちらをよく見ているのも事実。
夫婦で話し込みながら歩いているときなんかはいつもよりもこちらをよく見ておやつ欲しいアピールが多いような気もするし、早朝や夜で人が少ないとき、リードを長くして一緒にはしゃぐ時間を作ると、とても楽しそうに笑ってくれる。
お散歩終わり家に帰ってきて、玄関で水を飲んだあとにいつも私の口を舐めてくれるももきち。「楽しかったね」と言っていつも頭をなでてあげるのが私たちのルーティン。
「外歩けばいいんでしょ」と、歩きスマホで散歩する人を時々見かけたりもしますが、私は少しでも目を合わせて、笑いかけて、たくさん「楽しかったね」と言える時間を増やしたい。
お散歩はそのための手段でしかないという考え方に変えることができたのかもしれないですね。