ひび|ももきちに付き合ってもらった二子玉公園のお話
少し前、お友だちの「ハナメ」と会えることになり、急遽二子玉公園へ(東京都世田谷区)
実は私は結婚前に「上野毛」に住んでいたこともあり、二子玉までよく歩いて行っていた中で特にこの公園は大好きで、何度も散歩したわが家の思い出の公園でもある。
これは帰宅して眠る前に気づいたことだったのだが、この日はももきちの「うちのこ記念日」だった(実は私はこういう記念日関係を覚えているのが苦手ですぐ忘れちゃう派笑)
二子玉公園の中にはスタバがある。
いつも「あとで飲もう」なんて言いながらあまり飲まなかったりもするんだけど、公園の中にスタバがある景色がとても好きなのだ。
スタバを抜けると、多摩川の河川敷が一気に広がる。
はじめて来たときからずっとこの景色が大好きだった。
公園の階段を降りると河原に少し近づける。
ももきちを連れて、太陽が沈んでいく時間をのんびり過ごす。
笑っているように見えたくらい、嬉しそうなももきちが愛おしくて、こんなにうれしいならまた来ようねといつも思う。
ドッグランこそないものの、スタバもペット可だし、何よりリードを一番長くさせて走らせることもできるくらい、人も多いようでぎゅうぎゅうじゃないのだ。
結局。ハナメ一家が来て日が沈んでからはほとんど写真や動画は撮れなかった笑
ももきちが来て、最近では特に私たちの休日はももきちと過ごすことが増えた。
一緒にホームセンター行ったり、一緒にドッグランに行ったり、公園に行ったり。
ももきちがいなかったら、きっとこんなにたくさん自然に触れて過ごすことはなかったかもしれないと思う。
若いときは今よりもずっと傷つきやすくていちいち悩んでいたように思う。
大人になってからいちいち傷ついて引きずるようなことはないけれど、代わりに悩んだりつまずいたときのズシッと感は前よりずっと増しているように思うし、だからこそずっと頭の片すみにあるような。
私は外出で行くお仕事もあるけれどデザイナーなので家で過ごす時間が多い。
家で過ごす時間が長いと、どうしても片すみにある悩みは自分で余計に育てているようで、気がつけば集中できずに落ち込んでスマホばかり見ていたりする。
でも、そんなときこそももきちがいるリビングに休憩に行ったり、一緒に散歩に行ったり、休みの日にはこうしてお金をかけなくてもリフレッシュできる場所に行ったりする。
この日もそう。
すると不思議なことに、帰り道には深呼吸したような気持ちでスッキリして「悩んでてもしょうがないから動くしかない!」なんて、期間限定のポジティブ人間になっていたりする。
きっと私たちはももきちを連れ出しているようで、実はももきちに付き合ってもらっているのかもしれない。
「ももきちがいなかったら私たちだけだと今家は暗かったかもね!笑」なんて帰り道に話した。
旦那は「本当そうだよね」と真面目に返事をした。
犬を飼うって、きっとこういうことなのだ。
これからも支え合って生きていこうね、ももきち。