フレブルの拾い食い防止!成犬で今度こそ成功させる方法
うちのももきちも3歳を迎え、落ち着くことを知らずに好奇心旺盛の元気いっぱいのビビりーさで日々、とても元気にしています。
しかし、そんなももきちが今もまだ全然直らなくて悩んでいるのが 散歩中の「拾い食い」
去年の夏にはカメムシを食べてしまったこともあり、本当に怖いのです。
そして周りでも拾い食いに悩んでいるフレブルオーナーさんからの声がとても多い。。ということで!!今回は「成犬でも諦めない!拾い食いを絶対直すぞ」という意気込みで勉強ノートをご紹介します。
同じように悩んでいる方、是非一緒に諦めずに拾い食いを直しましょうね!!
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<PDFデータ>
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目次
拾い食いを直すためにまずは知るべきこと
成犬になってから拾い食いを直すためには、やみくもに「NO!」と伝えるのではなく、なぜ拾い食いをしてしまうのかを理解した上で愛犬に寄り添って意識を変えていく必要があります。
まずは拾い食いをする理由と、くん活について学んでいきましょう。
拾い食いをしてしまう理由
愛犬が拾い食いをしてしまう大きな理由は犬の狩猟本能です。
人間がなにかあれば手を使って持ち帰るように、犬にとっては興味があるものを見つけたら持ち帰るために口を使うことがあるのです。
つまり人間で考えると**「なにこれ!ちょっと持って帰ろう」の行為**なのです。
愛犬の状態で違う拾い食いの理由
さらに愛犬の状態によって拾い食いをしてしまう4つの理由があるのでご紹介します。
- 探索本能と好奇心
- 飽きちゃった&ストレス
- 拾い食いがご褒美!
- 栄養不足や健康問題
<探索本能と好奇心>
これはフレンチブルドッグに限ったことではないのですが、多くの犬種は新しいものや環境に対して好奇心を持っています。
しかもフレブルの場合、この好奇心が「なにこれー!」と鼻を突っ込みたくなる行動につながる子が多いのも事実。
そのため、フレブルが特別探索本能が旺盛ということではなく、落ちているものを見つけたときにこの好奇心が拾い食いにつながることがあるのです。
<飽きちゃった&ストレス>
毎日の生活の中で退屈に感じる時間やストレスは、拾い食いをしてしまう大きな原因の一つです。
例えば毎日必ず同じスケジュールで動いていたり、刺激が少ない毎日や運動不足、ずっと家に1人でいる、遊びの時間が足りていない場合には、拾い食いという刺激を求めてしまうことがあります。
<拾い食いがご褒美!>
これまでのお散歩中の拾い食いで口にしたものが偶然おいしくて大好きなものだったりなど「最高じゃん!」と愛犬が思うことで、拾い食いを学習してしまっているのが原因です。
<栄養不足や健康問題>
栄養不足や胃腸炎など健康に問題がある場合、愛犬はその不足している栄養を補おうと、本能的に拾い食いしてしまうことが原因です。
特に健康問題が原因の場合、今まで拾い食いしなかったのに急にするようになったり、異常な食欲の増減などのサインが出ることがあるので気にしてあげましょう。
くん活と拾い食い
愛犬が匂いを嗅ぎながら散歩することを「くん活」ともいい、愛犬にとっては散歩でのストレス解消としても大切な行動です。
しかしこのくん活と拾い食いの見極めが本当に難しいんですよね(わが家はこれです)
「くん活」は匂いに興味を持ってその元を探している状態で、最初は落ち着いて匂いを嗅いでいるところから、興味が出てくると興奮してこちらの声かけも届かなくなり、拾い食いにつながってしまう可能性が高くなってしまうのです。
理由を知った上で行う予防トレーニング
理由がわかってくるとトレーニングを行う際にも「なぜこのトレーニングなのか」がわかってより意味を持ちますね。
まずは犬の狩猟本能についてです。
愛犬とアイコンタクトを取るようにし目があえばご褒美をあげるなどで「一緒に歩くと楽しいね!」と会話をするようにお散歩をして、目線を飼い主に向ける時間を増やしましょう。
くん活も危険なものが落ちていないか確認し、できない場合は近くに行って視覚に入って話しかけたり、ご褒美などでアイコンタクトを取るよう心がけます。
犬がくん活含めて拾い食いをすることは決して悪いことではなくストレス解消ではありますが、人間同士でもせっかく一緒にいるのに相手がスマホやテレビばかり見ているのは一緒にいてもさみしいですよね。
せっかく一緒にいるなら会話を楽しむ時間を大事にしたいものです。
でもこれは犬も同じ。
犬にとってまだ飼い主とアイコンタクトで会話をするように歩く楽しさを知らないだけなのです。
お散歩が好きな理由を外のいろいろな刺激だけじゃなく、飼い主と話しながら歩く楽しさを教えてあげたいですね。
理由別の予防トレーニング
上記で紹介した愛犬の状態による理由ごとに予防トレーニングをご紹介します。
探索本能と好奇心
この原因の場合、愛犬の探索本能や好奇心を違う安全な形で満たしてあげることで、危険な拾い食いを減らしていくことを目的とします。
<好奇心を安全に満たす刺激を与える>
毎日の生活の中で様々なおもちゃや遊びの時間を増やし、「探索したい!」という気持ちを健康的に発散させてあげましょう。
特に隠れているおやつを見つけるなどの頭を使う知育玩具もオススメです。
<探索時間を作る>
- 交通量が少ない
- 清潔でゴミが少ない
- 他の犬と適切な距離がある
など安全な場所で「探索していいよ」の時間を作りましょう。
ただしこのときに大切なのは「いいよ」を愛犬に覚えさせて、「飼い主の合図があって探索するといいことがある!」を覚えさせることが大切です。
周囲の環境や愛犬の様子を見守りながら、探索していい時間を作ってあげることで愛犬の好奇心を満足させてあげることで上手にオンオフできるのを目指したいですね。
飽きちゃった&ストレス
まずは何より日常生活の中での退屈やストレスを軽減させてあげることが何よりです。
仕事や家のことなどしなければいけないことも多くバタバタしがちですが、スマホもテレビも一度やめて愛犬と向き合って遊んだり、コミュニケーションの時間を自分のためにも作りたいですね。
<適切な運動をする>
散歩だけではなく、家の中でも定期的に運動することは愛犬にとって身体的にも精神的にもとても大切なことです。
<環境の変化を工夫してみる>
- 新しいおもちゃを買ったりしまっていた古いおもちゃと入れ替える
- パズルおもちゃなどの知育玩具を取り入れる
- 新しい遊びを試してみる
- お散歩コースを変えてみる
- 自然豊かな場所に一緒に行く
- 家具の配置を変えてみる
- 特別な隠れ家を作ってあげる
- 他の犬や人と遊ぶ
など、できるところのささやかな「変化」が愛犬にとっては刺激となります。
毎日の変化ではなくこういった変化を混ぜて時々使い分けながら、愛犬の退屈さを取り除けるようにしたいですね。
拾い食いがご褒美!
拾い食いがご褒美ではなく、拾い食いを我慢したらもっといいことがある!!を愛犬に教えてあげることが重要です。
<ちょうだいを教える>
お散歩中だけではなく愛犬がおもちゃなどでも口にしたときに「ちょうだい」「ドロップ」などと伝え、こちらに出してくれるように訓練します。
そして出してくれたらすぐに愛犬が大好きなおやつやおもちゃで大げさに褒めて「もっといいごほうびあるでしょ!」を教えてあげましょう。
<待てを教える>
床におやつを置いて「待て」と伝えて少し離れてみましょう。 飼い主が離れてもおやつを食べずに我慢できたら別のおやつでごほうびをあげて、大げさに褒めてあげましょう。
<拾い食いしそうなときにお座りなど別の指示をする>
拾い食いをしそうなときに「お座り」「待て」ができるといいことがあるということを全力で教えましょう。 拾い食いがご褒美ではなく、飼い主の指示に従うともっといいことがあるんだということを教えることが大事です。
栄養不足や健康問題
何よりも愛犬に栄養バランスの良いごはんをあげるべく見直すことで、拾い食いの原因となる栄養不足から対策しましょう。
<食事の見直し>
獣医師とともに愛犬の適正体重や体型、食事などのアドバイスなど相談しながら食事内容や量を見直します。
食べ残しや食欲の変化に応じて、可能な範囲で一日の食事をあげる回数を調整するなどで対策することが大切です。
<定期的な健康チェック>
拾い食いの原因である健康問題がないかどうかを見極めるべく、獣医師に相談しましょう。
今度こそ直すための成功のコツ
成犬になってもなかなか拾い食いをやめない場合、すでにある程度性格や習慣ができてしまっているので、拾い食いをやめさせるためにはパピー期とはまた違うしつけが必要です。
今回は拾い食いをやめさせる6つの成功の鍵をご紹介します。
- 根気強く!
- 飼い主とのアイコンタクトの時間を増やす
- 叱るのではなく出来たら褒めて伸ばす
- 家族でもルールを統一する
- しつけは短く分けて
- しつけの合間はリフレッシュを
- しつけは日常生活に上手に組み込もう
根気強く!
成犬が新しいことを覚えるためには、愛犬だけではなく飼い主にも時間と忍耐が必要です。
一度に拾い食いをやめさせるという高い目標を掲げるのではなく、「まずはちょうだいを覚えよう」「手を叩いてこちらを見たら褒めよう」など、小さな成功体験を重ねてあげてください。
飼い主とのアイコンタクトの時間を増やす
犬にとって刺激が多く、楽しいことだらけでワクワクしている子も多いお散歩。
でも愛犬とアイコンタクトをとって「一緒に歩くと楽しいね!」と会話をするといいことがある!を教えるようにして、目線を飼い主に向ける時間を増やしましょう。
お散歩が好きな理由を外のいろいろな刺激だけじゃなく、飼い主と話しながら歩くことの楽しさを教えてあげたいですね。
叱るのではなく出来たら褒めて伸ばす
犬は褒めて伸びるタイプ。
「NO!」と注意して出来たらおわりではなく、出来たら大げさに褒めておやつなど、とにかく「これができたらいいことがあるんだ!」を繰り返し伝えることで学んでいきます。
家族でもルールを統一する
指示やルールに一貫性があることで愛犬も迷わずに覚えていきますので、家族全員で指示やルールを統一しておきましょう。
しつけは短く分けて
大切なのは飼い主との信頼関係。
合間には一緒に遊んだり、コミュニケーションを取ったりして愛犬をリフレッシュさせてあげましょう。
リフレッシュすることで集中力が高まるのは人間と一緒ですね。
しつけは日常生活に上手に組み込もう
食事前に「おすわり」させるのと同じように、遊びの中でおもちゃを「ちょうだい」する練習をしたりなど、日常生活に上手に組み込むことで愛犬はストレスなく、短時間で集中して覚えやすくなります。
もし拾い食いしてしまったら?
注意していてもものすごいスピードでしてしまいがちな拾い食い、、、本当に止めるのは難しいですよね。
もしも拾い食いをしてしまったら思い出してほしい4つのステップをまとめます。
- まずは飼い主が落ち着く
- 「ちょうだい」「ドロップ」など指示を出して口から出させる
- 無理に取り出そうとしないで危険なものを飲み込んでしまった場合獣医師に相談する
- 予防策を見直しトレーニングを続ける
1.まずは飼い主が落ち着く
愛犬が緊張したり興奮したりしている状態では、口から物を取り出すことが難しくなります。
飼い主の接し方で愛犬の気持ちも大きく変わるので、飼い主が焦ったり、怒ったりするのではなく、落ち着いて静かな声で話しかけたり、ゆっくりとした動作で愛犬を安心させたりして、愛犬にリラックスを伝えるようにしましょう。
2.「ちょうだい」「ドロップ」など指示を出して口から出させる
日頃からトレーニングをした「ちょうだい」「ドロップ」を落ち着いた口調で伝えて愛犬が自分から離すよう指示しましょう。
そして大事なのは愛犬と距離を縮めて手を叩くなどしながら注意を引いて落ち着いて指示を出すこと。愛犬は集中して拾い食いしているので、こちらの声はなかなか届きにくいので視覚的に入っていきましょう。
無事に「ちょうだい」ができたら大げさに褒めておやつをあげて「ちょうだいした方がいいことがあるね!」を根気強く伝えます。
3.無理に取り出そうとしないで獣医師に相談する
犬の狩猟本能で拾い食いした場合、無理に取り上げてしまうと愛犬は理由がわからずにストレスになってしまうことがあります。
だって、愛犬にとっては「ダメなこと」ではなくあくまでも好奇心の延長のような行動なのですから。
だからこそ、飼い主はもちろん愛犬の安全のためにも無理に口から取り出そうとせず、より魅力的なおやつなどを見せて口から出してくれたら成功です。
愛犬は褒めて「いいことがあるんだ!」を学ぶことで覚えていきますので、怒るのではなく「やめたらこんなにいいことがあるんだ!」を伝えることが何より大事なのですね。
しかしそれでもここまですごいスピードで飲み込んでしまいがちな愛犬。危険なものを飲み込んでしまったら自分で判断せず、すぐに獣医師に相談してください。
4.予防策を見直しトレーニングを続ける
なぜ拾い食いをしてしまったのか先にまとめた4つの理由を元にトレーニングを繰り返しましょう。
特に「ちょうだい」「ドロップ」は拾い食い以外でも役立つので、是非必ず習得させておきたいですね。
まとめ
拾い食い対策で最も大切なことは愛犬のことを理解して寄り添って伝えてあげるなのかもしれません。
なぜ拾い食いをするのか、どうすれば覚えやすいのかなど愛犬のことを理解した上で、私たち自身が今出来ていない姿勢を見つけることが、成功の鍵なのですね。
わが家の場合
- ももきちはクン活をほとんどしていなくてほぼ拾い食いのための行動
- 拾い食いしたときに私たちは「NO!」と少し焦って伝えてた▶ももきちも焦って飲み込むという悪循環
- 「NO!」が出来たときの大げさに褒めるが足りていなかった
という点が今の課題だとわかりました。
つまりももきちにしたら
- 気になったものを見つけて持って帰ろうとした
- すごい勢いで止められて怒られた
- ときに口に手を入れられたこともあって怒られた
- なんでかわからないけど取られちゃった
- あ、また取られる!隠そう
というループだったのかもしれません。
ただし、いつも家の中でちょこちょこあげるヘルシーなおやつではなく、少しいいおやつを散歩のときにだけ持ち歩いて、目を合わせられたらご褒美、NOが出来たらご褒美、名前を読んで振り向けたらご褒美などを繰り返していたら、ここ最近では以前よりも拾い食いが少なくなっているのも事実。
「なかなか直らない」という考え方ではなく「ここまで頑張ったね!あと少し!」という考え方で、諦めずに根気強く伝えていきたいと思います!
また経過をご報告しますね。