フレブルのストレスと健康を考える!免疫力向上の秘訣
これまで花粉症予防を学ぶ中で、ストレスをためさせないことが免疫力を高めて病気を跳ねのける力を身につけることが大事だと教えられました。
そこで、そもそもストレスを感じているサインはどんなものなのか、ストレスの原因は?解消法は?なぜストレス解消が免疫力を高めるの?などより詳しく知りたいと思い、学んでいきたいと思います!
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目次
愛犬がストレスを感じているサイン
愛犬がストレスを感じているときのサインにはいろいろなものがあります。
ストレスの強さを星の数でまとめますので一緒に見てみてくださいね。
⭐︎…弱
⭐︎⭐︎…中
⭐︎⭐︎⭐︎…強
生活の中でのストレスサイン
<体>
- 舌なめずりをする(⭐︎)→口の周りをキレイにするつもりで自分を落ち着かせようとしている状態
- 食欲の変化(⭐︎)→食欲が落ちることが多いが食べ過ぎるようになることもある
- 手や脚を舐める(⭐︎⭐︎)→不安から自分を落ち着かせようとしている状態
- 以前より無気力になるor活発になる(⭐︎⭐︎)→緊張や不安からストレスが大きくなっている状態
- 隠れる(⭐︎⭐︎)→ストレスから安心を求めている状態
- 体に不調が出る(⭐︎⭐︎⭐︎)→体がストレスに対して反応してしまっている状態
<トイレ>
- トイレの回数が増える(⭐︎)→ストレスが神経や消化器官に影響を与えることで回数が増えている状態
- トイレの場所を間違える(⭐︎⭐︎)→ストレスで判断力や覚えたことを忘れやすくなることで間違えてしまう状態
- 便秘や下痢になる(⭐︎⭐︎)→ストレスは犬にも消化器系に影響を与えるため便秘や下痢が起こりやすい
- トイレをしない(⭐︎⭐︎⭐︎)→強いストレスがトイレ行動を抑えてしてしまう状態
- 部屋中でトイレをしてしまう(⭐︎⭐︎⭐︎)→強いストレスを解消しようしている状態
警戒しているサイン
<体>
- お腹を見せる(⭐︎)→ストレスを感じている降参ポーズでもある
- 目を細める(⭐︎)→周囲に警戒心や不安を感じている状態
- ゆっくりと歩く(⭐︎)→リラックスしながらも少しストレスを感じている状態
- 体をくねらせる(⭐︎⭐︎)→ストレスが高まって興奮している状態
- 頭をさげる(⭐︎⭐︎)→緊張や不安を少し強めに感じている状態
- 体を小さくして身を縮める(⭐︎⭐︎⭐︎)→恐怖や不安から身を守ろうとしている状態
- 全身を揺らして震える(⭐︎⭐︎⭐︎)→自律神経系の活動が増えて体に反応がでている状態
お腹を見せることは安心や信頼の印ではあるのですが、ストレスを感じているときにその状況を避けたり、身を守ったりするための降参ポーズでもあるのです。
<声>
- 吠える声が低くなる(⭐︎)→軽いストレスを感じている状態
- 声のトーンが静かになる(⭐︎⭐︎)→少しストレスが強くなっていて自分の存在を隠そうとしつつ警戒している状態
- うなるような声を出す(⭐︎⭐︎⭐︎)→強い警戒や恐怖を感じている状態
吠える声が低くなったり、静かになるのは緊張や恐怖を感じていて、攻撃したくないという姿勢だったり、自己防衛だったりする意味があります。
<目>
- 目をそらす(⭐︎)→不安や緊張から目を背けている軽い反応
- 見開く(⭐︎⭐︎)→周囲の状況を警戒してよく見ている状態
- ウインクする(⭐︎⭐︎⭐︎)→目のまわりの筋肉が緊張するくらいのストレスを感じている状態
- 白目を見せる(⭐︎⭐︎⭐︎)→強い恐怖や緊張をしている状態
フレブルのストレスの原因を知ろう
では一体愛犬がどんなことにストレスを感じているのでしょうか。その原因はいろいろなものがありますので、まずはどんなものがストレスになるのかを見ていきましょう。
犬がストレスを感じる原因は主に3つあります。
1. 変化に順応するのが苦手
2.外部の刺激によって不安や恐怖を感じること
3.飼い主との関係で孤独や不安を感じること
これらを具体的なもので紹介していきますね。
<睡眠>
- あまり眠れない
- ベッドやベッドの位置がコロコロ変わる
- 眠る場所の音がうるさい&明るすぎる
- 部屋の温度や湿度がコロコロ変わる
フレブルは睡眠環境の変化に適応できない場合があるので、ベッドを変えたり、外の音や温度、湿度の変化などがストレスにつながり、深く眠れないことがまたストレスになってしまうのです。
犬はもともと先祖は夜行性のオオカミ。
オオカミが暗闇での活動が多かったので犬は眠るときも暗い環境の方がストレスなく深く眠る傾向があります。
ただし愛犬に好みがありますので、愛犬の眠りの深さも気にしてあげたいですね。
<運動>
- 運動不足や運動のしすぎなどの毎日の変化
- 新しい散歩コースや場所がちょこちょこ変わること
「昨日運動不足だったから今日はいつもと違うところに長めに行こう」などという変化が毎日ありすぎると、環境の変化に対応することが苦手なフレブルはストレスになることがあります。
そのためお散歩ルートの選び方も
- いつもの道→ストレスなく安定した気持ちでリフレッシュしながら運動できる
- 毎回お散歩ルートを変える→毎日新しい刺激にあふれていて、ワクワクして楽しみながら運動できる
という意味があるので、愛犬の反応やストレスレベルを気にしながらルートを選んであげると良いですね。
<ごはん>
- ごはんの量や質、時間が変わった
- いつもと違う環境で食べるとき
ごはんの量や内容、時間の変化によって栄養不足になったり、反対に消化器官に負担が大きすぎてしまうなどでストレスにつながることがあるのです。
<生活環境>
- 家が変わること
- 家具や家具の配置などが変わること
- 外が工事や雷、花火などで音がうるさい
- トイレや飲み水などの衛生状態が良くない
- たばこ、柔軟剤、香水などの人工的な香りが強い
環境の変化だけではなく、外からの音や人間にとって「いいにおい」と感じる香りも強すぎる場合は愛犬にとってはストレスになります。
衛生状態が悪いと健康にも影響が出る可能性があるので、キレイに保ちましょう。
<飼い主との関係>
- 家族が増えたり、いない人がいるとき
- 1人の時間が長い
- 家族同士がよくケンカしている
- 飼い主がイライラしている
- 怒られる理由などのルールが毎回人によって違う
フレブルは「一緒にいる」時間を大事に思う犬種なので、一人の時間が増えるとさみしさや不安になり、ストレスになってしまいます。それだけっではなく家族同士のケンカやイライラした態度も不安や恐怖を感じる原因です。
「予測可能」が安心するフレブルにとって、怒られる理由が人によって違うなどの「予測不可能」な状況もストレスの原因になってしまいますので、注意したいですね。
ストレスをためさせないためにはどうしたらいい?
ストレスの原因として出来ればしない方が良いことをご紹介しましたが、ダメなことばかり紹介すると何が正解かわからなくなることありますよね。。。
愛犬のために気をつけてあげられることをまとめていきますね。
<睡眠>
- ベッド周りは清潔に保ち、静かに少し暗くして深く眠れる環境を整える
- 眠る前は人間同様、愛犬もリラックスできる時間を作って落ち着けるようにする
- 定期的にベッドの位置や敷毛布などを変えたりの変化をさせて定期的に刺激を与える
フレブルは「予測可能」が好きな犬種ですが、適度な「変化」は新しい刺激となってワクワクさせることで心身ともに活性化することができ、さらに少しずつ環境や状況に適応する力を育ててあげることもできるのです。
<運動>
- 可能な限り毎日お散歩に行って新しい場所の探検や他のワンちゃんとの交流を楽しんだりさせましょう
- お散歩に行けないときや日常生活の中でも遊びやトレーニングを通して刺激を与えてあげましょう
- 愛犬の様子を見ながらルートを変えたりしながら刺激を与えて楽しませてあげましょう
愛犬の健康状態を見ながらお散歩や遊びの時間を意識的に作ってお互いが楽しむことで、愛犬は楽しむことができて何よりのストレス解消になります。
でもそれって飼い主にとってのストレス解消やリフレッシュの時間でもあるんですよね。
<ごはん>
- 食事の時間を守ることも大切ですがそれ以上に食事前後にしっかりコミュニケーションを取る
- 出来れば静かな場所で一人でゆっくり食べさせてあげる
- 栄養バランスや体重管理を行って健康でいられるようにサポートする
「時間を守らなきゃ!」よりも愛犬の目を見て会話をして、一人でゆっくり食べてもらうことが健康にもつながるのですね。
<生活環境>
- 居心地の良い安心できるリラックスできる「自分の場所」を作れるように整える
- 外の音がうるさい日はシャッターで軽減させる
- 強い香りは避ける
- 温度と湿度の維持を心がける→(部屋の温度は20〜23℃&湿度は40〜60%)
- 詳しい記事は「冬に適したフレブルの部屋|愛犬のストレスを減らすためにできること」
- 犬のベッドを含むケージは日光があたりすぎず、冷たい風があまり通らない場所に置くようにする
<飼い主との関係>
- スマホは置いて愛犬と向き合って過ごす時間をしっかり作る
- 愛情はしっかり言葉で伝える
- 愛犬だけじゃなくて家族も仲良く!
大事なのはきっとこれらどれかだけを頑張るのではなく、バランスよく「深く眠る!おいしく食べて健康に!よく遊ぶ!気持ちを言葉にする!」をしていくことなのですね。
ストレス解消が免疫力向上につながる!
犬にとっての免疫力とは外からの病原体や異物から身体を守る力のことです。
ストレスが少ない犬はこの免疫力を持っているので「フレブルは花粉症になりやすかった!症状や対策〜治療相場を学ぶ」でもご紹介しましたが、いろいろな病気をはねのける力にもなるのです。
まとめ
フレブルは病気や基礎疾患が多い犬種だからこそこのサイトでもいくつか学んできました。
その中で「ストレス」という言葉がよくでてきたのを覚えていて、その度にストレスは目に見えないからこそ、今回のストレスサインチェックリストも当てはまる項目が多かったももきちが、どこまでストレスを抱えているのか不安になります。
だからこそ、わが家ではももきちと一緒に過ごせる時間の中で必ずスマホを置いて、テレビも見ずにももきちとコミュニケーションをとる時間を2人それぞれが作るようにしました。
案外、ももきちとくっついているときでもスマホを触っていたりして、顔を見て一緒におもちゃで遊んだり、笑ったりできていなかったことに気づいたんです。しかもよく目を見ているんですよね。
だからか最近はうちの旦那がソファの近くに来れば、必ずおもちゃをくわえて持ってきて遊びに誘うようになりました(かわいい)
リビングで仕事しているときでも、ももきちが前足をなめたり、顔をかいたりがしつこいときは、できるだけ手をとめてももきちにくっついてみるようにします。
すると一生懸命顔を舐めてきて、落ち着いたと思えば爆睡してくれたりするのが本当におもしろいです。
ももきちは小さい頃からケージの中で1人で眠るため、私たちは寝室に向かうときは必ずももきちに「大好きだよ〜また明日ね」を伝えてからいくようにしています。
時々ももきちにくっついて長めに愛情表現を口にするとき、いつも不思議なのは話が終わるまでじっと抱かれて聞いていてくれるんです。実は以前飼っていたチワワのちっぷもそうでした。
顔を拭くときに嫌がるときは「かわいい顔見せて〜」と笑顔で話しかけてデレデレな状態で拭くと、嫌がらずにまんざらでもなさそうに顔を拭かれてくれます。
そんなあとにふと夜見るとベッドの中でへそ天でイビキかいて寝てたりするのがもう、たまらなく幸せでいろいろな私自身のストレスも飛んでいく気がするのです。
いろいろなこと心配して、あれもだめ!これもだめ!になりすぎないよう、たくさん笑って、遊んで、気持ちを言葉にして、よく眠る!を充実させる愛情で、病気をはねのけていたい。
きっとこれは私たち人間も同じですね。
愛犬によってたくさんの「正解」がある今回のテーマだからこそ、一生を捧げてくれる愛犬が少しでも「幸せだった」と思ってくれるよう、自分たちも後悔しないように気持ちを伝えて一緒に時間を過ごしていきたいですね。