家でできる解決法!難しいフレブルの肛門腺絞り&犬同士のおしりの挨拶の秘密
実家で飼っていたチワワファミリーは、よくおしり歩きしていたので肛門腺を絞るタイミングがわかりやすかったのですが、ももきちを迎えてから「そういえば肛門腺って何もしていないけど大丈夫なのか?」と、病院行ったときについでに診てもらったところ、ももきちは肛門腺絞るのが難しい&でもたまりやすいと言われました(!)
先生曰く、「フレブルは肛門腺絞るの難しいんだよね〜。この子は特に難しい」とのこと。。。
素手でできる肛門付近を外から押す方法を教わりましたが、少ししか出ないのでこれまでは病院やシャンプーのついでになどにお願いしていましたが、先生にお願いしておしりから指を入れて肛門腺を絞る方法を教わり、今は家で定期的に絞っています。
今回は肛門腺の絞り方と、そもそも肛門腺ってどこにあって、なんで絞る必要があるのかなど、肛門腺について勉強!「こ」と打つと予測変換で「肛門腺」って出るまでになった勉強ノートは一週間の期間限定でプレゼント!!
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予約番号:21550231
有効期限:2024年2月2日23:59 まで
目次
肛門線の絞り方
肛門腺を家で絞る方法は主に2種類です。
ただし不安なところがある場合は一度先生に相談できると安心ですね。
一番簡単な方法
一番簡単なのは肛門に向かって時計の4時と8時の方向にある肛門腺の袋があるあたりを素手で押してあげる方法です。
リラックスしているときにマッサージするように押すとおしりから液体が出てきます。
この液体はとても臭いので、ティッシュなどを用意して受け止められるようにしましょう。
なかなか出しにくいももきちが病院で教わった方法
簡単な方法では少ししか出せないももきちが先生に教えてもらった方法を試したところ、出てくる出てくる!
最初は勇気が必要ですが、少しずつ挑戦してみると案外慣れてくるのでぜひお試しください。
必要なもの
- 手袋(粉などついていないもの)
- 受け止めるティッシュ
- ワセリン
絞り方
- すべりのいい手袋をして少しワセリンを塗ってから、おしりに指を入れます。
- 肛門腺の袋がある4時と8時のあたりを押し出すように触ると出てくるので、ティッシュなどで受け止めましょう。
うちはこのティッシュで受け止めるときに「簡単な方法」のときのようにグイグイっと押すとたくさん出てきます。
ももきちはうんちをしたあとおしりを拭くときに手袋をして絞り、トイレットペーパーに受け止めてトイレに流すようにしています。
肛門線絞ってあげて〜のサイン
肛門付近はいろいろな病気のサインが隠れていることも多いので、お尻周辺が赤く腫れていたり、座るの嫌がったりなどの症状があれば肛門腺の詰まりをチェックしましょう。
目安となるのは週一回です。
- 肛門の4時と8時の位置に小さなしこりがある
- お尻を地面にくっつける
- 座り方や歩き方が変わった
- お尻周辺を異常に舐める
- 肛門あたりがにおう
- 肛門あたりが赤かったり腫れている
そもそも肛門腺って?犬同士のコミュニケーションの一つでもあった!
肛門腺は犬のお尻の周りにある5mmほどの小さな袋状になった器官のことを指します。
通常、この袋の中にある分泌液(臭いもの)はうんちの際に力んで一緒に出ることが多いですが、フレブルはこれが苦手な子も多いので、密かに溜まっていることも少なくありません。
そして驚きなのは、犬同士が会ったときにお互いのおしりのにおいを嗅ぎますよね?この「おしりのにおい」はまさに肛門腺からのにおいを嗅いでいるようで、犬の中では性別、健康状態、食事内容までわかる「名刺」のような役割のようなのです!肛門腺のにおいを通じて、犬同士でコミュニケーションを取っているんですね。
ちなみにももきちも絞り終えたあとは、必ず自分の肛門腺から出た液体のにおいを嗅いでいきます。
今まで「変なの〜くさいよ!」と言っていましたが、自分の情報をチェックしてるのかもしれないですね。
じゃあなんで絞る必要があるの?
本来うんちと一緒に出るはずのものが残って肛門腺にたまることで詰まってしまうので、犬にとっては慢性的な痛みや不快感を感じることになります。
また肛門付近は病気のサインが隠れていることもあるので、定期的なケアで不快感を予防し、病気の場合でも早期発見することができるのです。
フレブルは肛門線の絞りが難しい説
フレブルは他の犬種に比べて筋肉質で、この筋肉は特にお尻部分が発達している子が多く、その割に肛門腺のサイズも小さいことが多いため、肛門腺を絞ることが難しい場合が多いそうです。
尻尾も短いので肛門腺にアクセスしにくかったり、神経質で嫌がったりすることも多いのも理由とのこと。
ももきちはフレブルの中でもヨーロッパタイプなので特に筋肉が多いから絞りにくいのかもしれないですね。
まとめ
なんとなく「肛門腺は絞るもの」と思って絞ってみたら、最初は全然出てこないので「ももきちはあまり出ないタイプかも」なんて思っていました。
でも病院で「一応肛門腺見てもらってもいいですか?あまり出なくて」とついでに診て、処置してもらったら、先生も笑っちゃうくらいの量が出てきました。
それから気にするようになった肛門腺問題。
案外溜まってた!というタイプの子も多いようなので、病院やシャンプーのついでなどに診てもらうと安心ですね!