ブルメシ〜完全ごはんよりトッピング!わが家の目的と忙しい日の裏技&冬野菜の栄養素まで学ぶ
大好評の「ブルメシ」企画。
でもついつい具材がマンネリ化しがちで、フレブルオーナーの先輩で友達でもある「ハナメ」ママにいろいろと取材して教えてもらいました!
そこでわかった我が家のスタイルは
- 最初に白いごはんも入れた完全ごはんをあげたとき翌日うんちをしなくなったのでフードの栄養素は最低限摂りたい
- 薬膳など取り入れた完全ごはんではなくまだ初心者のトッピングで十分
- 旬の野菜を入れるなど初歩的なものから気軽に始めたい
とはいえマンネリ化はもちろん、実は3日1度のペースでブルメシを続けることもなかなか大変。。。そのためにできる裏技を試してみることにしました!
まずは入門編で普段のフードに混ぜるスタイルのトッピングごはんから、ブルメシを気軽に始めたい!という方は、是非ご覧くださいね。
2023年12月15日23:59 までセブンイレブンでプリントアウトできる予約番号公開中!
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予約番号:59996686
目次
フレブルオーナーの先輩ハナメママに取材してみた!
フレブルオーナーさんの傾向
年齢を重ねると愛犬のために良いものとして薬膳などを取り入れていく方も決して少なくない様子。
ここを学んで極めていく方も多いとのこと。
ハナメは完全ごはんよりトッピングのスタイル
- 黒豆茶寒天:ハナメは白髪が多い=腎臓が弱めなので黒いものを摂るように言われた
- 小豆焙煎粉やハトムギ:利尿作用のため
ももきちのブルメシとして決めたうちのスタイル
ももきちのブルメシとして決めたうちのスタイル
- 最初に白いごはんも入れた完全ごはんをあげたとき翌日うんちをしなくなったのでフードの栄養素は最低限摂りたい
- 薬膳など取り入れた完全ごはんではなくまだ初心者のトッピングで十分
- 旬の野菜を入れるなど初歩的なものから気軽に始めたい
ハナメママにいろいろと取材をしてみてわかったのは、愛犬のためにたくさん勉強して、より愛犬が健康でいられるようにこだわった食材を取り寄せている先輩オーナーさんたちの姿でした。
ただ、まだももきちへのブルメシでそこまで突き詰めるには知識が圧倒的に足りなすぎるのと、私たちのごはんを作るのと同じように、旬の野菜を少しだけ取り入れた方法がベストだと思いました。
そもそもブルメシを作りはじめたきっかけ
そもそもうちがももきちのためのブルメシをはじめたのは単純にどんどん高くなるドッグフードの値段を見て、少しでも節約したいと思ったことがきっかけです。
- ドッグフード代の高騰で少しでも節約したい
- フードに保存料など入っていないので最低限をこまめに買うため数日ももきちのごはんがなくなることも
- スーパーなどで気軽に買えるフードを緊急的にあげたら顔を掻く時間が増えた
- 一度作ったときのももきちの嬉しそうな姿を見てもっと喜ぶ瞬間を見たくなった
とはいえ作ってわかった我が家の悩みとおすすめの裏技
- それでも3日に1度ごはんを作ることはなかなか続けられていないからもっと気軽に続けられる方法を探りたい
- 節約にはなっているが具材がマンネリ化しがち
- そういえば人間用に買う野菜もついつい見慣れた野菜ばかり手にしている気がする
- 全部の野菜を細かく切るのが大変
ハナメママに聞いた!忙しい日のおすすめの裏技
- 愛犬ごはん用に食材を買ったら細かく切って冷凍しておく(半冷凍状態で一度混ぜると固まらずに冷凍できるらしい!)
- 使うときにはそれらを茹でて茹で汁ごとあげればいい(特に冬は水を飲む量も減るので茹で汁ごと)
ハナメの裏技をやってみた!
- 細かく切る→ダイソーのチョッパーを導入
- 野菜ストックを作る
- 冷凍する
その結果
- 野菜が古くなる前の新鮮な状態で冷凍できる
- 自分たちのごはんを作るついでにストックを作れる
- 旬の野菜をあげる意味を知ることができ、調理方法ごとに分けてストックすることができる
いつも手に取る野菜の栄養素を調べることで、少しずつ摂り入れる野菜の種類を意識できるようになりました!
冬の野菜の栄養素
野菜 | 旬の時期 | 入っている栄養素 | 効果 | あげるときの注意点 | こんな子は注意 |
---|---|---|---|---|---|
白菜 | 10月〜2月 | βカロテン ビタミンCなどのビタミン ミネラル 食物繊維 水分が多い | 体の余計な熱を冷まして消化機能を整える 水分補給補助 バランスが優れていて栄養価も高い | 生は消化悪いので細かくして茹でること | 時々アレルギー反応が出る場合も 「ゴイトロゲン(グルコシノレート)」という甲状腺ホルモンの分泌を阻害する成分が含まれているので、甲状腺疾患の子は要注意 |
キャベツ | 冬キャベツは11月〜3月 | ビタミンC ビタミンU ビタミンK 食物繊維 カルシウム カリウム 葉酸 低カロリーで高栄養価 | 胃粘膜の修復 便秘対策や腸内環境改善 病気予防や老化防止 止血や骨粗鬆症予防 貧血予防 | 含まれるビタミンが水に溶けてしまうので生であげるか、茹でたら茹で汁ごとあげるか、ラップでくるんで電子レンジでも 栄養が偏ってしまうのでトッピング程度に 芯まで食べられるが大きすぎ注意 | 時々アレルギー反応が出る場合も 「ゴイトロゲン(グルコシノレート)」という甲状腺ホルモンの分泌を阻害する成分が含まれているので、甲状腺疾患の子は要注意 |
にんじん | 冬にんじんは10月〜12月 | βカロテン カリウム 食物繊維 タンパク質 | 白内障予防など目の機能の健康維持 体の中で過剰になったナトリウムを出して酵素を活性化 便通改善や整腸作用 皮膚や皮毛の健康維持 | 加熱しても栄養素は保たれるので細かく切って茹でるやすり潰すことで消化を良くすることができる 1日の摂取カロリーの10%以内に | 消化器疾患がある犬は、繊維質がたくさん含まれているにんじんを与えすぎてしまうと下痢や嘔吐の原因となる可能性 |
大根 | 12月〜2月が甘さも強い | ほぼ水分! 食物繊維 葉の部分: βカロチン ビタミンC カリウム 白い部分: ジアスターゼやアミラーゼなどの複数の消化酵素 | 熱中症や脱水症状を防ぐ 下痢、便秘予防 葉の部分: 免疫力強化 疲労回復 白い部分: 胃が弱っているときは消化を助ける 抗菌・殺菌作用&血液をサラサラに | 消化酵素の「アミラーゼ」は熱に弱いのですりおろすか、喉につまらせないように細かく切る 葉の部分は細かくしてから火を通す 葉に近い方が甘い! | 少ないですが「ゴイトロゲン(グルコシノレート)」という甲状腺ホルモンの分泌を阻害する成分が含まれているので、甲状腺疾患の子は要注意 |
ほうれん草、小松菜 | 11月〜3月上旬 | βカロチン ビタミンC 鉄分 | 免疫力強化 貧血対策 うるおいを与える 胃腸を健康に! 便秘改善 イライラ対策 白内障予防 | 少ない量を細かく切り、茹でてアクを取る | シュウ酸を含むので尿路結石がある場合は注意が必要→カルシウムを含む食材や水と一緒に与えると防げる |
れんこん | 10月〜2月が最盛期 | ビタミンC ポリフェノール 食物繊維 デンプン ミネラル | 疲労回復 老化防止 免疫力アップ 消炎止血作用 胃腸の粘膜保護 便秘改善・整腸作用 関節炎予防 慢性の下痢や食欲不振改善 | 細かく切るかすり潰す カロリーは高い&食物繊維はあげすぎると逆効果 | 腎臓病、結石がある場合は医師に相談必須 |
ブロッコリー | 11月〜3月 | ビタミンC ミネラル 食物繊維 スルフォラファン 低カロリー 栄養価の高さから「緑黄色野菜の王様」とも言われる! | 老化や関節炎予防 便通改善 免疫力強化 虚弱体質改善 胃腸機能改善 犬のがん予防の効果が期待 | 細かく切って茹でるかすり潰す カロリーが低くお腹いっぱいになりやすいので1日の摂取カロリーの10%以内に | 時々アレルギー反応が出る場合も |
かぶ | 11月〜1月 | βカロテン ビタミンC 食物繊維 アミラーゼ カルシウム | 高い抗酸化作用 免疫力強化 がんや心臓病予防に効果的 皮膚のターンオーバー調整 関節炎予防 血圧維持&代謝アップ | 1日の摂取カロリーの10%以内に 厚めに皮をむいて細かく切ってあげる 生でも大丈夫だが固いのが苦手な子は茹でる | 時々アレルギー反応が出る場合も 甲状腺異常がある場合、ゴイトロゲン(グルコシノレート)という成分は、ヨウ素の吸収を邪魔してしまうため、甲状腺ホルモンの分泌に影響、負担をかけるので注意 |
この日はさつまいもと鶏むね肉のひき肉を追加してブルメシトッピング完成!
まとめ
長く続けていくためにはお互いが無理をしないことがとても重要。
はりきりすぎて息切れして元の生活に戻らないように、いろいろな人にアドバイスを聞くことで「あ、たしかに!!」と目からウロコの発見になりました。
ハナメママはわが家が「フレブル飼いたい」と悩んでいたときに、電話をしてきてくれてリスクも含めてしっかりと知ってほしいと話してくれた大事な人。
このサイトが始まったきっかけとなった一人でもあるのです。
ハナメママ、ありがとう。