ひび|あなたにとって愛犬はどんな存在ですか?
愛犬ってどんな存在か時々考える。
ももきちは私にとってどんな存在っていう言葉がしっくりくるんだろう。
先日打ち合わせで私の帰りが遅くなった日のこと。
打ち合わせ的な緊張感はあったけれど、柴犬を飼っている方だったので愛犬話で盛り上がる。
気がつけばお互い緊張感がほぐれて、おすすめスポットなどで話が止まらなくなって、愛犬の写真を見せ合う。
幸せな時間だった。
愛犬がいるっていうだけで、これだけ一気に距離が縮まるのも不思議。
遅くなった分のももきちのお散歩は旦那が行ってくれた。
「気づいたらたくさん歩かせてしまってバテバテで寝てるよ〜」と、帰り道にLINEが返ってくる。
「じゃあ私が家につくときに起きてごはんかね〜」と返信して、いつもの駅からの帰り道を歩く。
家に着くと、ももきちはすでにご飯を食べ終わって歯みがきされているところだった。
「ももまだ終わってないよ!こっちおいで」と怒られているのを気にせず、私がいる玄関の方を気にして身を乗り出しているももきち。
どうやら散歩中も私に似ている人が前を歩いていて、必死に追いかけてグイグイしていたようだ。
お風呂は少し長めに入った。
出る頃にはすっかり家の中も暗くなっている。
ももきちがいる部屋に戻ると、ももきちがおすわりしていた。
「ももきちどうしたの〜?眠れないの?」と、ももきちが眠るまで同じ部屋で少しのんびりする。
するとももきちからはすぐにいびきが聞こえてきた笑
思わず私も少し寝落ちしたりして。
慌てて起きてももきちにいつものおやすみの挨拶を伝え、寝室に向かいながらももきちが座っていた理由を考える。
「もしかして心配して待っててくれたのかもな」なんて勝手な理由を考えたりして。
犬はやっぱり、ずっとまっすぐだ。
いつだって味方なのだ。
楽しいときも、叱られたときも、おなかいっぱいのときも、眠たいはずのときも。
まっすぐ愛情をくれる。
私にとってももきちは心強い「味方」なのかもしれない。
味方がいることは心強い。
ももきちがいてくれるだけで、逃げられる場所ができる。
楽しさも何倍にもできる。
一緒に出かけるだけで特別な時間を過ごせる。
おしっこ出来たよアピールが体当たりの「いえ〜い」だったり、
ソファで自分が眠る場所が狭いと激しめに押してきたり、
うんちの途中で気が散れば小分けにして出してくるし、
全力で嬉しそうにそばに来てくれるときにはだいたい服によだれがこびりついているし、
いびきの音は大きめだし、
去勢手術したのにちんすりは全然減らないし、
散歩中にしたうんちをトイレに流すときはひどい臭さだし、
グイグイも拾い食いもなかなか直らないし。
でも、
くしゃみをすれば遠くからでも走ってきてくれる。
膝の上に4本足で立つのが大好きでトイレまで追いかけてくる。
眠る前に伝える「だいすきだよ」も最近では「ブー」で返事をする。
いつもと様子が違うときはいつも以上に気にしてくれる。
日向を見つければ急いでそこで眠る。
さっきまではしゃいでいたかと思えば、へそ天でいびきをかいている。
だから。
ももきちが来てくれて笑顔が増えた。
深く考えすぎる時間が減った。
癒やされることでの力の偉大さを知った。
勉強不足も痛感できた。
「もっと勉強したい」と前向きに思えた。
ご近所でのお友だちもできた。
ももきち。
今日は昨日行けなかった分一緒にお散歩行こう。
お友だちに誰か会えるかな〜?
どうかフレブルとして伝説に残るくらい、長生きしてね。