首をかしげる理由〜フレブルだからこその愛おしさにあふれていた!
わが家の愛犬ももきちは、こちらが話しかけるとよく首をかしげて話を聞いてくれます。
その姿があまりに愛おしくてついつい必要以上に話しかけてしまうのですが、きっとそんなフレブルオーナーさんは多いのではないでしょうか🤭
首をかしげるのは一生懸命音や話を聞こうとしているとよく聞きますよね。
今回は「それについてもっと知りたい!!」とリクエストをいただいたので、首をかしげる理由を学んでみたところ、フレブルだからこその理由があったのです!
なんかより一層愛おしくなった理由たちを学んで、愛犬とより深いコミュニケーションを重ねていきたいですね🐶♡
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<PDFデータ>
目次
一般的に首をかしげるのはなぜ?
まずはフレブルだからではなく、犬として首をかしげる理由が何かを学んでみると
- どこから音が聞こえているのか探している
- 飼い主の言葉を一生懸命聞いている
- 理解しようと考えている
- 健康上に何か問題がある
でした。
では一つずつ見ていきましょう。
どこから音が聞こえているのか探している
音がどこから聞こえているのか、犬は耳の位置を調整して判断します。
そのため、首を傾けて調整することで、より音が正確に聞き取れるようになるのです。
こんなとき!
テレビの音、外から聞こえてくる音に反応して首をかしげている▶どこから聞こえているのか探している
飼い主の言葉を一生懸命聞いている
犬は人間の言葉を完全に理解することは難しいのですが、特定の音やイントネーションに強く反応することがあります。
飼い主との信頼関係があるからこそ、ちゃんと聞き取ろうと首を傾けて聞いているんですね。
こんなとき!
「散歩行こう!」「おやつ食べる?」「ごはん」という飼い主の言葉に反応して首をかしげる▶「それわかる!!」と一生懸命聞いている
理解しようと考えている
急に新しい指示が出たりなど、犬が少し悩んで困っていたり、理解できていないときにも首をかしげることがあります。
「これってどういうこと?」「これで合ってる?」など、今まで学んだことを結びつけようとしているときなのです。
こんなとき!
「バーン」「ゴロン」など、新しい技を教えているときや、粗祖をして「これしたの誰?」と叱っているときに首をかしげる▶何をすべきか一生懸命考えている
健康上に何か問題がある
首をかしげることはポジティブなものだけではなく、健康に問題があるときにも起こります。
耳の感染症や異物が原因という場合もあるので、今までとは違う首の傾け方をしたり、頻繁に耳をブルブルさせるなど「おかしいな」という症状があれば、一度獣医に相談してみましょう。
さらに!フレブルだからこその理由があった!
フレブルが首をかしげる理由には、短頭種だからこその理由が関係していました。
- 鼻と耳が近い位置にあるので音が反響しやすい
- 他の犬種に比べ平べったい顔は物との距離感を聴覚で補っている
- 飼い主との信頼関係を大事にしているからこそ
- 頭がいいので一生懸命学んでいる
詳しく見ていきましょう!
鼻と耳が近い位置にあるので音が反響しやすい
短頭種であるフレブルは、鼻が短いので耳と鼻がとても近い位置にあります。
これによって他の犬とは聞こえ方が少し違い、音が鼻の中で反響しやすくなり、それが耳に伝わるときに少し変わった聞こえ方になるときがあります。
だからこそ一般的な理由の中で紹介した「どこから音が聞こえているのか探している」は、耳まで伝わるときに少し混乱して聞こえることがあるので、首を傾けることで耳の角度を変えて、一生懸命音のありかを探しているのです。
音を正確に受け止めるためのフレブルなりの工夫なのですね。
他の犬種に比べ平べったい顔は物との距離感を聴覚で補っている
鼻が短いのでフレブルはものを見るときの距離感や、ものの全体像、方向感覚を把握するのが少し苦手です。
他の犬に比べ、顔が平べったいのでものがすぐそばにあるように見えてしまうことがあるので、首を傾けることで視覚を補い、ものを正しく見るために頭の位置を調整しているのかもしれません。
飼い主との信頼関係を大事にしているからこそ
フレンチブルドッグはワンパーソンドッグとも言われ、飼い主との信頼関係をとても大事にする犬種です。
だからこそ感情が豊かな子が多く、飼い主の言葉や表情にとても敏感に反応してくれます。
飼い主が話しかけてくれる言葉に対し「もっと理解したい!」「聞いているよ!」という愛犬からのサインでもあるのです。
愛おしいですね。。。
頭がいいので一生懸命学んでいる
フレブルはとても頭がいい犬種です。
だからこそ新しく学ぶことや、理解しようとして「考えている」ときのサインとして首をかしげているのです。
つまり、フレブルはただ本能的に動いて学ぶだけではなく、頭を使って学習しようとしている証拠なのです。
まとめ
フレブルが飼い主との信頼関係をとても大事にしているからこそ、飼い主の言葉を理解しようと一生懸命聞いて、学ぼうとして、音をちゃんと聞こうとしているということに、なんだかとても愛おしくなりました。
先日「最近誰かに助けられたことはありましたか?」と聞かれました。
いろいろ浮かんだ中のひとつがももきちの存在でした。
そもそもわが家に来たときは甘えるのが下手だった彼が少しずつ甘えることを覚え、今では隣でヘソ天して爆睡してくれたり、首をかしげて一生懸命話しを聞いてくれている姿に、笑顔をもらったり、時には甘えさせてもらったり。
ももきちがいてくれて、信頼してくれているからこそより濃い時間の中で、一緒に生きていることに救われます。
常に味方をしてくれている存在がそばにあることで、大きな支えになりますよね。
だからこそ。
今回の学びで「やっぱり堂々とたくさん話しかける飼い主でいよう!」と感じたのでした。