フレブルの抜け毛問題!1年間抜け毛が多い原因とケア〜春の特集
フレブルを飼っていて、時々「フレブルは抜け毛が多いんですか?」と聞かれることがありませんか?
わが家もよく聞かれます。
その度に、「意外と抜け毛がすごく多いんですよ!」と答えると、多くの人に驚かれます。
確かに、フレブルの毛質からすると抜け毛が少なそうに見えますよね。
しかし、わが家のももきち(ブリンドルで毛が黒い)はお風呂上がりのドライヤー使用後、部屋中が人間のまつ毛のような細かい抜け毛でいっぱいになります笑
通常犬は気温が暖かくなる春と、寒くなる前の秋に毛が生え変わるのですが、フレブルは一年中抜け毛が多いように感じる...今回はその理由を勉強しました!
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目次
フレブルの抜け毛の謎を解明
「フレブルの抜け毛って季節関係ない気がするのはなぜ?」
フレブルの抜け毛が季節関係なく多いのは私たち飼い主が1年を通してできるだけ同じ室温で過ごせるように、温度設定を頑張っているからなのです。
暑さと寒さの両方に弱いフレブルが快適に過ごせるよう室温を調整すると、フレブルは自然の季節変化を感じにくくなります。
その結果、春と秋の換毛期がはっきりしなくなるのです。
そのため、季節に関わらず抜け毛が多いという印象になります。
一般的に抜け毛が多い季節は?
フレブルを含む多くの犬種は、春と秋に年に2回換毛期があります。
犬には「シングルコート」と「ダブルコート」の種類があって、トイプードルなどの抜け毛が少ないシングルコートとは違い、フレブルはダブルコートという犬種です。
ダブルコートは、固くて太い外側の毛(オーバーコート)と、柔らかくて保温性に優れた内側の毛(アンダーコート)で成り立っており、季節の変わり目にはアンダーコートの生え変わりにより体温を調節しています。
春の換毛期:寒さ対策の毛から暑さ対策の毛へ
4月から6月にかけて冬の毛から夏の毛に生え変わります。
特に冬の寒さ対策を頑張ってくれていたアンダーコートの毛が抜け落ちていきますので、4月から5月は換毛期のピークになります。
秋の換毛期:暑さ対策の毛から寒さ対策の厚い毛へ
9月から11月にかけては反対に夏の毛から冬の毛に生え変わります。
特にアンダーコートの毛を厚くすることで空気を多く含んで、保温効果が高くなるのです。
太陽の紫外線から体を保護するために冬の毛が少し濃い色の子がいることもあります。
抜け毛を放置しちゃダメなのはなぜ?
ついついブラッシングの時間は省いてしまったり、どこまでしたらいいのかわからずに放置してしまいがち。。。
しかし抜け毛を放置してしまうと大きく4つの影響が出てしまうのです。
1.アレルギーの原因になってしまう
抜け毛にはダニやホコリが付着しやすく、これが人だけでなく愛犬自身のアレルギー反応を引き起こす原因となることがあります。
2.皮膚トラブルのリスク
抜け毛が皮膚に残ってしまうことで熱がこもりやすくなるので、皮膚炎など皮膚トラブルを引き起こしてしまうこともあるのです
3.健康な毛の成長を妨げる
定期的にブラッシングしてあげることで血行がよくなり、毛を元気に保つ秘訣にもなるのです。
4.暑さと寒さを感じやすくなってしまう
アンダーコートを夏は減らして暑さのダメージを防ぎ、反対に冬に向けてアンダーコートを増やして寒さから守ることができるため、適切にケアされずに生え変わらないままだと体温調整がしにくくなります。
つまり、室温調整をしている以上は、より過ごしやすくするためにも抜け毛ケアはとても重要なことなのですね。
季節関係なくできるフレブルの抜け毛ケア方法
一年中抜け毛が多い気がするフレブルの抜け毛対策にはまずは部屋の中の抜け毛をしっかり毎日の掃除で取り除いてあげることが大切です。
そしてフレブル自身の対策は毎日のケアに上手に入れこんで効果的に行いたいですね。
毎日のブラッシングと蒸しタオル
古くなった毛を取り除いて血行促進させるためにはブラッシングがとても重要です。
毎日5分程度、愛犬の体を触ってチェックしながらコミュニケーションを取れるといいことたくさんありますね!
ついついスマホやテレビ見ながらふれあいがちなので、集中して愛犬と話せる時間にしましょう。
上手にブラッシングができたらおやつをあげて褒めることで、少しずつブラッシングに慣れさていきます。
フレブルの場合、ブラシはラバータイプのものを使うと良いでしょう◎
ブラシタイプはもちろん、手にはめて使うグローブタイプもありますので、上手に使い分けたいですね。
ラバータイプのブラシは先端が柔らかく尖っており、ブラッシング時に血行を促進する効果があります。
さらに、ブラッシング後に蒸しタオルで愛犬を拭くと、浮き出た汚れや皮脂、花粉、古い毛を優しく除去できます。
そして血行を促進し、リラクゼーション効果も期待できるのです。
水で濡らしたタオルを1分程度電子レンジであたためるだけで簡単にできるので、1日のケアで追加してあげたいですね。
シャンプー
フレブルは皮膚がデリケートなので月に1〜2回程度でシャンプーしましょう。
シャンプーのしすぎは逆効果になってしまいます。
適切な温度は36〜38℃のぬるま湯で、ブラッシングしてからシャンプーすることでより汚れや古い毛を落とせるので効果的です。
ラバーブラシであればシャンプーで洗っている最中にも使用することができるので、上手に活用したいですね。
シャンプー後はリンスやトリートメントで保湿を忘れないようにしましょう。
シャンプーの洗い残しがあったり、乾かし切らずに自然乾燥の状態になってしまうとフレブルにとってはムレの原因になってしまうので、しっかり洗い流し、タオルやドライヤーで丁寧に乾かすことが大切です。
洋服
抜け毛対策としても洋服を着せることで抜け毛が舞い散ることを減らすことができ、犬にとってもたくさんのメリットがあります。
<飼い主へのメリット>
- 抜け毛が舞い散ることを防げるので掃除が楽になる
<犬へのメリット>
- 皮膚を保護できる:傷や汚れを防ぐだけではなく直射日光の吸収を抑える
- 体温調整:寒さ対策はもちろん、暑い季節には保冷なども取り入れることで体温調整を助ける
- アレルギー反応を抑える:花粉やハウスダストなど犬自身のアレルギー源から体を守る
わが家も抜け毛対策、そして毛が黒いブリンドルは太陽の光を吸収しやすいので日差し対策としても洋服を着せています。
洋服を着せるときの注意点
洋服を着せるときはメリットがたくさんありますが、洋服を着せたあとは必ず下記のようなケアすることも大切なことです。
- 脱がせたら蒸しタオルで体を拭く:洋服の摩擦でできるホコリや汚れ、皮脂、抜け毛を体から取り除いてあげましょう
- ブラッシングする:血行促進になり皮膚が呼吸しやすくなります
- 洋服は定期的にちゃんと洗いましょう!新たな皮膚病の原因になってしまうことも
- 定期的に脱がせて皮膚が呼吸できる時間を作ってあげましょう
洋服を脱がせてブラッシングや蒸しタオルでケアして古い毛や毛穴の汚れなどを取り除いてあげることが大事ですね。
季節ごとの抜け毛事情と対策〜春編〜
春になると、気温が徐々に暖かくなります。この時期、フレブルは冬の寒さ対策で厚くなったアンダーコートを脱ぎ捨て、より軽い夏毛に生え変わります。
そのためこの時期はいつも以上に抜け毛対策をしっかりしてあげることで、暑さにも早く適応しやすくなるのです。
この時期に気をつけたい抜け毛対策は2つです。
- ブラッシングと蒸しタオルの回数を増やす
- プロのケアを定期的に利用する
ブラッシングと蒸しタオルの回数を増やす
抜け毛が増えるのでブラッシングの時間や回数を増やして、思い出したときには定期的にブラッシングしてあげましょう。
そして蒸しタオルも愛犬の開いた毛穴から余分な毛を取り除いて皮膚の健康を保つことができるのと、リラックス効果もあります。
プロのケアを定期的に利用する
いつも自宅でシャンプーなどを行なっている場合には、この時期はプロにケアを任せる日を増やすのも選択肢の一つです。
上手にプロの力を借りることもお互いにとって大切なことですよね。
こんな抜け毛には注意!病気のサインのことも
明らかにこれまでと異なる抜け毛が観察される場合、それは病気のサインである可能性があります。
気になる症状が見られたら、自己判断せずにかかりつけの獣医師の診察を受けてください。
例えば下記のような症状です。
- 抜け毛とともに皮膚に赤みや異常な痒みがある
- 一部だけ抜け毛が多い
- 抜け毛だけではなくニオイがしたり湿り気がある
- 急に抜け毛が増えた
- 脱毛がある
など、皮膚トラブルや感染症、ホルモン異常などでも抜け毛が増えることがあります。
早期発見、早期治療をするためにも毎日のブラッシングなどでコミュニケーションの時間を作ることで、愛犬の変化に早く気がつくことができるのも大切なポイントですね。
まとめ
フレブルは私たち飼い主が部屋の温度調整をしているからこそ、一年中抜け毛が多いと感じることが多いということがわかりました。
そしてブラッシング×蒸しタオルの重要さも痛感したからこそ、毎朝のルーティンの中ではしっかり「ブラッシングしてから蒸しタオルで拭く」の時間を続けることの大切さが身にしみました。
わが家もももきちに続けているブラッシング×蒸しタオルの時間のおかげで、体を触ってコミュニケーションをとって、時には体の変化を感じたり、体重管理や体型管理を兼ねた大事な時間になっています。
なんとなくしていることでも、理由と大切さを感じたときにより意味を持つような気がします。
案外触らないと気づかないような変化に早く気づくためにも「愛犬と会話する」ように、大切に時間を作ってあげたいですね。