フレブルは花粉症になりやすかった!症状や対策〜治療相場を学ぶ
最近は風が強い日も多く、季節外れのようなあたたかさから「急に重くなった」という花粉症の方も少なくないのではないでしょうか。
私もその1人です。
飛び始めでの反応が薄いため、毎年なぜか「花粉症が治ったかも?」くらいの余裕を持ってしまう学習不足っぷりです。
ふと振り返ってみると、我が家の愛犬「ももきち」もこの季節に顔や肉球の間の皮膚をかゆそうにし始める気がしてきました。
調べてみると、なんとフレブルは花粉症になりやすい犬種であることが判明。
しかも、犬の花粉症は人間のように鼻炎ではなく、皮膚に出ることが一般的であることがわかりました。
今回は以下の内容を学んでいきたいと思います。
- フレブルは花粉症になりやすかった!
- こんな症状が出たら花粉症かも?
- 病院ではどんな検査や治療で相場はどのくらい?
- 暮らしの中で飼い主がしてあげられる花粉症対策やグッズ
是非ご参考くださいね!
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目次
フレブルは花粉症になりやすかった!
犬にとっての花粉症はアトピー性皮膚炎のアレルギー源の一つとされ、特に春のスギ花粉や秋のブタクサの時期に症状が悪化しやすいため、花粉症と見なされることがあります。
もともと皮膚トラブルが起こりやすいフレブルを含むブルドッグ、パグ、ボストンテリア、シーズーなどの短頭種は、鼻の形などの特徴からもアレルギー成分を吸い込みやすいとも言われてしまっているのです。
(参考:アニコム損害保険株式会社/花粉にも注意!犬のアレルギー性皮膚炎は春先から増加/2013年)
3歳未満の若い年齢で発症しやすいことも特徴の一つです。
こんな症状が出たら花粉症かも!症状と原因
犬にとっての花粉症はアトピー性皮膚炎でもあるので人間と違い、くしゃみや鼻水中心ではなく、皮膚のアレルギー反応として出てくることが多くなります。
犬の花粉症の症状
花粉症の症状が出ていないか、症状が出る時期に特徴がないかなどを気にしてみましょう。
<皮膚の反応>
- 皮膚のかゆみや湿疹が出る
- 耳のかゆみや耳垢が増える
- こまめに顔をこすったり掻いたりする
- 目が赤くなる
- 目やにが増える
- 元気がない、よく寝るなどの変化
<鼻炎症状>
- くしゃみや鼻水が出る
- 咳が出る
犬の花粉症の原因と時期
犬の花粉症の原因はまだ正確なデータが揃っていないのですが、主に下記に反応があると言われています。
花粉の種類 | よく飛ぶ時期 |
---|---|
スギ | 2~5月 |
ヒノキ | 3~5月 |
イネ科 | 5~10月 |
ブタクサ | 8~11月 |
症状が出た月と症状の詳細はメモしておくといいですね。
毎日の中で飼い主ができる花粉症対策やグッズ
この後病院での治療についてはご紹介しますが、花粉症は根治する治療が現在はまだありません。
そのため、アレルギーの元と考えられることから、可能な限り離してあげることで悪化を防ぐことができるため、花粉症かもしれないと思ったときは、まずできるところから対策しましょう。
もしも症状が良くなれば花粉が原因と考えられるので、毎年早めに対策しておきたいですね。
花粉症対策でできること
<部屋の中:花粉を取り除く>
- フィルターがついている空気清浄機を設置する
- 掃除はこまめに!できれば水拭きまでする→棚など上の位置にあるところについている場合もあるので注意
<屋外:花粉を抑える&ついたら落とす>
- 花粉がより多く飛びやすい時間帯を避ける
- 12時のお昼前後
- 夕方
- 雨の日の翌日
- 風が強い日
- 公園や土手、道の端っこにある草むらに注意する
- 散歩のときだけの服を着せて帰ったら脱がす
- 濡れタオルなどで拭いて花粉を落とす
- 飼い主も帰宅したら花粉を落とすように払う
- 肌に優しく保湿力の高いシャンプーで汚れを落とし、リンスやトリートメントで保湿することで花粉から肌を守る
<生活の中でできること>
- こまめにブラッシングをして花粉を払う&血行促進を
- 生の野菜や果物は避けて野菜は火を通したものを→この時期は花粉以外にも食べ物にも反応が出やすいのでリスクとなるものは避ける
- 病気をはねのける免疫力をつける!
- お散歩などで体を動かす
- 室内でも一緒に遊ぶ
- 愛犬と触れあう時間を作る
- 深く眠れる環境を作る
花粉症対策に効果的なグッズ
レインコート
レインコートなどツルンとした素材のものを着ることで体に花粉がついてもはらって落とすことができます
ブラシ
フレブルの肌に気持ちがいい刺激となって、血行促進にもなる2種類のブラシがオススメです。
- ラバータイプ
- 獣毛タイプ
ブラッシングをすることで汚れを落として血行促進になるので、
保湿スプレーや泡タイプのもの
ブラッシングの前後、シャンプー後、お散歩から帰って体を拭いたあとなど、こまめに使えて愛犬に合った保湿剤を取り入れましょう。
小さい頃から保湿を丁寧におこなった愛犬は花粉症を含めたアトピー性皮膚炎が出にくいという結果も出ているようです。
ウェットティッシュ
お散歩から帰ったときはもちろん、フレブルは顔のシワとシワの間が本当によく汚れます。
定期的にウェットティッシュで拭いてあげると茶色い汚れがついてびっくりすることも!
早めに取り除いてあげて、保湿してきれいな状態を保ってあげることが予防対策としても効果的です。
病院での花粉症検査と治療方法や費用相場
これらの対策をしてもなかなかよくならない場合は、一度病院で診てもらうといいですね。
花粉症の治療方法
花粉症に対しての根本的な治療は人間同様、まだありません。
そのため病院での治療も皮膚の状態を健康に保ち、かゆみを抑えるための治療になるので、投薬治療か、塗り薬が処方されることもあります。
アレルギー検査
一般的には「アレルゲン特異的IgE検査」という血液検査によって、特定のアレルゲンに対する免疫の量を測定して、何に反応が出ているかを特定します。
アレルギー検査の費用相場
「アレルゲン特異的IgE検査」の場合、検査費用の相場は2〜3万円となります。
またペット保険対象については、アレルギー検査は病院が治療のために必要としておこなった場合は補償の対象となりますが、飼い主が自分から希望した場合は「予防医療」となるので補償外となります。
また、病院の判断でおこなった場合でも保険会社によって補償対象としているかは異なるので、加入している保険会社に確認しておきましょう。
アレルギー検査については信頼性の低さについても議論されています。
大事なのは自己判断ではなく、病院と相談した上で愛犬への負担を含めて決めることが大事です。
まとめ
フレブルの花粉症は後ろに「アトピー性皮膚炎」がついていて、花粉の季節に症状が重なって重症化することで気付きやすいということを知りました。
うちも今回調べてみるとやはり当てはまる症状ばかり。
小さい頃からももきちは皮膚を赤くしてかきこわすことも多かったので、病院からは消毒薬をもらっていて、夏場など温度が高くなると「1日に6回くらいは拭き取ってあげてくださいね」と言われています。
しかし、愛犬にとって大事な対策はヘルニアと同様「あれもダメこれもダメ」となりすぎずに、愛犬と一緒に遊んで、運動して、たくさん笑って、触れあうことでストレスを減らすことも大事なのですね。