逆くしゃみって何?原因は?冬の散歩は出やすいの?
最近はすっかり朝晩の冷え込みも冬本番になってきましたね。
我が家の愛犬ももきちは、冬の散歩のときに苦しそうに「ブーブー」と息を吸いながら「逆くしゃみ」をすることがありました。
相変わらずびっくりする逆くしゃみの時間。。。本当怖いですよね。
そもそもなんでなるんだろう?
そういえば冬の散歩のときくらいだけどなんかあるの?
愛犬が逆くしゃみで苦しんでいる時何をするのがいいんだろう?
心配した方がいいの?
気をつけられることあるの?
など、ふと疑問に思ったことを勉強しました!!
すると
• 逆くしゃみはのどの奥に刺激があったことで出るもの = 逆くしゃみ自体は病気じゃない!
• でも刺激の理由に病気が隠れていることもある
• 注意すべき逆くしゃみもある!
ということがわかりました。
つまりうちのももきちは
• 刺激の理由:冬の寒い空気&興奮&首輪を引っ張ることが重なりでたのでは?
• 繰り返さないようであればそれほど心配しなくても良さそう
です!!
原因がわかって少し安心した勉強ノートを期間限定で公開します。
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目次
逆くしゃみ(ぎゃくくしゃみ)とは
逆くしゃみとは、息を「吐き出す」くしゃみの反対で、息を「吸い込む」くしゃみだから「逆くしゃみ」といいます。
特徴は鼻から苦しそうに「ズーズー」「ブーブー」という音とともに息を吸い込もうとしていることで、長くても1分くらいで治まり、何もなかったようにすることが多く、こちらの焦りに対して気が抜けそうになりますよね。
大きな特徴は3つ!
• 息を吸い込むときに音が出ている
• 口は閉じている
• 長くても1分以内に治まる
つまり、犬的に言うと苦しくはなくて、しゃっくりのような生理現象の一つのようです。
だから何もなかったようにしてるんですね。。。
逆くしゃみになったらどうしてあげるといい?
愛犬が逆くしゃみをしたら、基本的には飼い主が慌てないことが大事。
それでも苦しそうであればのどを撫でたり、鼻に息を吹きかけるなどで早く治まることもあるようです。
- 飼い主が慌てないのどを撫でてあげる鼻の穴を少しだけ塞いであげる or 息を吹きかける好きなもののにおいをかがせる
逆くしゃみの原因
そもそも短頭種は逆くしゃみになりやすい犬種。
逆くしゃみはのどの奥の粘膜に「なにかしら」の刺激が加わったことで、続けて息を吸い込もうとしてなることが多いのです。
のどの奥で刺激感知 → 肺に入れないぞ!→ くしゃみになる
つまり、逆くしゃみそのものは病気ではないのですが、のどの奥で感じた刺激が病気のサインであることもあるということ。
のどへの刺激になる原因
- アレルギー(ハウスダスト、スギやイネなど植物が原因 など)
- 異物が入ってしまった(食べ物や植物なども!)
- 興奮しすぎ
- 乾燥
- 寒い空気
- 首輪でリードを引っ張る
- 香りの強いもの
最近ももきちはお散歩に出ると逆くしゃみをすることが多く、少し悩んでいました。
すると、冬の寒さで外の冷たい空気を思い切り吸うことで、粘膜が刺激になってしまうことがあることが判明。
原因がわかると少し安心するものですね。
刺激が教えてくれる可能性がある病気のサイン
逆くしゃみが生理現象のようなものとはいえ、粘膜を刺激する原因そのものが病気のサインであることもあるようです。
特にこの場合、鼻腔〜咽頭の間での病気の可能性があるため、例えば
- 歯周病:犬は歯周病があるとくしゃみを起こしやすい)
- 鼻腔内に炎症や腫瘍がある:細菌やウイルスが原因の病原体で感染、くしゃみや鼻水を誘発している)
- 鼻炎
- 咽頭炎:感染症や機械的な刺激が原因
といった病気を教えてくれていることもあるので、気になるようであれば逆くしゃみの様子を撮影して病院で診てもらうと安心できますね。
どんな逆くしゃみは心配すべき?
じゃあ例えばどんな逆くしゃみであれば心配して病院に行くべきなのでしょうか。
調べてみたところ6個ありました。
- 1日に3回以上逆くしゃみをする:2回はあっても1日に3回以上起こることはあまりない
- 1分以上長く続く:基本すぐに治まるがそれ以上続く場合は気管虚脱を起こしていることも!
- 口を開けたまま苦しそう:通常の逆くしゃみは口を閉じているのが特徴。口をあけたままだと気管が潰れて息ができていない気管虚脱の可能性が。
- 中高齢になってから頻繁に出るようになった:小さい頃からはよくあるが中高齢以降でというのはあまりない
- 逆くしゃみが続いて食欲や元気がない
- さらりとした透明の鼻水じゃない:粘り気、色、血が出ていないか、左右非対称の出方をしていないか
これらの症状が伴っていたら、粘膜の刺激が病気のサインである可能性があるようです。
まとめ
今回調べてわかった逆くしゃみの原因と心配すべき症状。
なんとなく「犬ってたまにやるし苦しそうだから心配だよねこれ」としか思っていなかった部分が正直ありましたが、今回勉強してみて、これまでより冷静に見守ることができそうです。
最近は朝晩の冷えも本格的になってきて、ももきちもすっかりアウターを着るようになったら、逆くしゃみが落ち着いた気がしています。
犬は言葉が話せないからこそ、一番近くにいることができる私たち飼い主が、しっかり愛犬から出ているサインを受け取って、適切に対応できるように、「気付けるようにする」生活の仕方が大切なんですね。