犬に人の風邪ってうつらない?風邪の飼い主に優しく寄り添ってくれる理由
目次
人生初のインフルエンザになる
正直、コロナにもなっていないのでここ数年風邪すら引いていなかった私。
先週金曜日の午前中の仕事を終えて買い物をして帰宅すると、なんだかどっと疲れが。リビングのソファでももきちと一緒に横になって休んでいると、みるみるうちに寒気がして、体調がおかしくなってきました。
熱をはかってみると38.3℃。
数年ぶりの数字に一気に具合が悪くなり一人で部屋にこもって休ませてもらいました。
旦那にうつすこともできないので、食事と飲み物を取りに行く以外はリビングに近寄らないようにしたため、リビングにケージがあって暮らすももきちともほとんど会えずに。
そんなときに不意に感じた疑問。。
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人間の風邪って犬にうつらないの?
旦那だけではなく、ももきちに風邪がうつらないか心配で調べてみることに。
結論。
人間の風邪、インフルエンザが犬にうつることはない!
<なんで?>
風邪の原因である「病原体(ウィルス)」は人と犬とで型が違う!
人→ライノウィルス、コロナウイルス、アデノウイルス
犬→アデノウイルス、パラインフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス
「アデノウイルス」など、人と犬では病原体の名前は同じでも型が違う
ただし過去に海外で人から犬にインフルエンザがうつったという報告があったこともあるのは事実。
その現在日本での報告例はない
犬にとって人間のインフルエンザは感染力が低いので、もし感染したとしても症状には出にくい
ということで一安心。
旦那が仕事に行っている間、リビングでももきちと過ごせるなぁと少し嬉しくなったのです。
風邪をひいた私にももきちがたくさん寄り添ってくれた
インフルエンザになって、いつも行っていた朝の散歩は旦那が。夜の散歩も2人で行っていたのを旦那だけが行ってくれました。
だからこそ、急に私と会う時間が減ったももきちに会うと、ずっと嬉しそうに人の顔を見つめたあと、私の後ろをずっとついてきて、ソファに座ると横に座り、ジャンプしながら飛びついて喜んでくれるのです。
そのときに気付きました。
ももきちが喜ぶついでに久しぶりに耳たぶを狙ってきている!
「甘え下手なももきちの甘える習得日記」で紹介したことがあるが
のことを思い出してたまらなく愛おしくなる。
いつもは「遊ぼう」と持ってくるおもちゃも、こんなときは持ってこないで、私が横になれば急いで隣に来て、顔をなめて、おしりをくっつけるだけ。
改めてなぜこんな風に寄り添ってくれるのがちょっと勉強してみることに。
風邪をひいた私にももきちがたくさん寄り添ってくれたのはなぜ?
調べてみると犬が飼い主に寄り添う理由は主に4つ(ももきちは5つ?!)あることがわかりました。
1.犬は嗅覚がやっぱりすごい! → 犬の嗅覚はとても発達しているので、人間の体から出てくるあらゆるにおいの違いに気付きやすい
2.群れで生活していた中である気遣い → 犬はもともと群れで生活していた歴史があるため、社会性のある動物。 群れの中と同じように誰かが体調不良などであればそっと気付き寄り添う習性が残っている子もいる
3.言葉にできない気持ちに気付く→ 人間が体調不良なとき、顔の表情や動きの遅さ、いつもと違う習慣などの変化があって、犬は小さな変化を察することで「いつもと違う!どうした?」と気付くことがある
4.飼い主との絆 → フレブルは特に飼い主と強い信頼関係を作る「ワンパーソンドッグ」 だからこそ、飼い主のささやかな変化に気付くと寄り添って、優しく舐めたり、遊ぼう!と誘ったりして笑顔にさせようとする
5.ももきちがマスクの紐好き説も?笑
もちろんそれぞれのワンちゃんによって性格の違いは大きくありますが、ももきちの優しさの理由を調べられることがとても嬉しいですね。
まとめ
インフルエンザで寒気がもう痛くて痛くて一人でベッドにいても眠ることもできず苦しんでいるとき、リビングに降りてももきちと一緒にゆっくり横になってみると、嬉しそうにダッシュしておしりをくっつけてきて、少しおすわりしたあとにそっと私の腕の上で眠るようになりました。
ももきち用のブランケットをはんぶんこして一緒に眠ると、本当に不思議なことに私も痛みを忘れて眠ることができたのです。
だからこそ、少し元気になったらゆっくりお散歩から始めてみたり。
元気になっていつもの散歩に戻れて、近くのパン屋さんに寄って犬用のパンを買って一緒に分けてつまみ食いして帰ったり。
ももきちと一緒だからこそできる当たり前の毎日に、今まで以上に気付くことができたことは、大きな幸せかもしれないですね。
どちらにしても。
体調不良はお互いにあること。
ももきちと私だけじゃなく旦那も含めて。
辛いときにしてもらう優しさはとても染み込んでいきますが、辛すぎて気づけないこともたくさんある。
でもしてもらったからするんじゃなくて、誰かが困っていれば当たり前に相手の支えになれるような心の余裕は持てる大人でありたいと、ももきちを見て学ぶのでした。