解体工事の揺れでももきちが激しく怯えた日|教わった対策と変化

目次

1.隣の隣の家の解体工事がはじまる

少し前、我が家の隣の隣の家が建て直しになった。

工事開始の日などの詳細が書かれた手紙がポストに入っていたことを覚えている。

解体工事が始まって少しして、強烈な音とともに家が揺れる時間が続いた。

特に始まったと思われる日は私も旦那も仕事で外に出ていて、私が夕方帰るまではももきちは1人でケージで耐えていたことになってしまった。

2.我が家の事情と仕事の仕方

私は個人事業主なので、家で仕事をする日と出かけて仕事をする日がある。
在宅の日はパソコンがある2階で仕事をする。

ももきちのケージは普段1階のリビングにあって、私が2階で仕事をする間は基本的にももきちはケージの中で時間を過ごす。

小さい頃から寝る時も別々でケージの中で過ごしていたももきちにとって、ケージのベッドは「爆睡できる場所」として大事に思っていてくれているように思う。

でもそれがはじめて解体工事の音と揺れで怖くなってしまったようだった。

3.私もはじめて解体工事の揺れを味わう

次の日。
在宅仕事の日だった私は、ももきちと一緒に工事での揺れを味わった。

地震かと思えるくらいの揺れで、ももきちはめずらしくケージの出口で立ち上がり、クンクン鳴きながら「出して」とアピールしてきた。

ふと見ると、ベッドの中でおしっこをしていた。

ももきちをケージから出して、2階のパソコンをももきちがいるリビングに移動させ、ももきちと一緒に過ごしながら仕事をすることにした。

ももきちには平気なふりして「すぐ終わるよ〜」と言っていたけど、全然効果がなかった。

いつもは絶対にしないのに、ももきちは私の膝の上にきて、しばらく膝の上で立ってた(彼は膝の上でおすわりはなかなかしないでいつも立ってる笑)

4.インスタのももきちのアカウントで教えてもらった対策

ももきちのインスタアカウントから怖がったとき、不安そうなときのいろいろな対策を教えてもらった。

  • 部屋に面しているシャッターを閉める
  • 一緒に怖がらずに全然平気なふりをする(時に無視する)
  • 5分、10分と1人で待てたら褒めるを繰り返す
  • 出かける時はテレビをつける(確かに夜ももきちはテレビをつけているとよく寝る)
  • 飼い主のにおいがするものをケージに入れておく
  • 席を外す理由をももきちに話して「大丈夫だよ」と伝えてから離れる
  • とにかくよく褒める

どれもすぐにできることばかりだったので、早速やってみたら、ももきちは午後には爆睡してくれるまでになっていた。

工事が早めに終わった15時以降なんかは気がつけばへそ天していたので、私も外出することができた。

結局、ももきちはその日は夜の散歩をやめたほど疲れ切っていた。

5.解体工事でわかったことと地震対策を考え始める

揺れる工事はその日で終了だったようで、その後は平和に過ごせているけれど、きっとこれから先、ももきちは地震が来るたびに苦手になって、留守番しているときなら怖がるかもしれない。

でも、どちらかがずっと一緒にいられるわけではないし、一緒にいることでより怖がらせてしまうこともあると思う。

だからこそ留守番も、一緒にいるときでも、依存しすぎないちょうどいいバランスを探すのは本当に難しいなぁと思う。

そんな時に備えられることを勉強してみることにする。

愛犬のために備えておくといいアイテム

揺れて倒れると危険なものの場所を変えるか固定しておく

・迷子札などを用意して万が一はぐれてしまった場合に備える
・預けられる場所を探しておく
・犬と一緒に避難できる場所を調べておく
・犬の防災バッグを用意する
 <中身>
  トイレシート
  おむつ
  薬など
  フード
  おやつ
  水
  ライト
  防寒や暑さ対策グッズ
  ウエットティッシュ
  うんち袋
  消臭剤
  消毒スプレー
  器
  首輪やハーネス
  リードの予備
  おもちゃ
・クレートが安心できる場所にしておく(これを遊びに取り入れているという声もあった!)

そしてこの対策はもっともっと工夫できると思うからまた改めて学んでいく!

6.ももきちとの生活の変化

犬によって怖いものはそれぞれ違う。

少し前の雷がすごかった日はソワソワしていたけど、一緒に過ごしていたからか全然平気そうで窓から外を眺めていたほどだった。

ももきちはきっと、揺れが怖いんだなぁとわかった。

あれから節電も兼ねて私はリビングにパソコンを置いて仕事をしている。
だから在宅をする日はももきちをケージから出して、でもあまり構いすぎずに放って置いている。

甘えることをあまりしないももきちだけど、爆睡から目を覚ましたかと思えばスッと私のところにきて、口をなめて、膝の上に立って、おしりをくっつけるようにして休むようになった。

そして、ももきちの体を撫でていたら寝てくれるようにもなった。

でも反対に離れるのが不安になったらどうしようと思ったけど、外出先からももきちカメラを見るとひっくり返って爆睡しているので、大丈夫そうだと安心して愛おしくなる。

一緒にいる時間、離れる時間のバランスはとても難しいなと思うし、きっとその子の性格によっても違うと思う。

フレブル友達のところは在宅仕事する日が増えて、分離不安になってしまったと悩んでいた。

きっとこれからもこうして、ももきちと一緒にお互いのベストを探しながら、お互いに工夫して変化しながら過ごしていくんだと思う。

目をしっかり見て反応してくれるももきちだからこそ、しっかり目を見て言葉で返ってこなくてもちゃんと話しかけて、伝えていこう。