フレブルと椎間板ヘルニアを知る①〜症状とサイン編

  • 「椎間板ヘルニア」がどういうものなのか
  • フレンチブルドッグが発症しやすいと言われているのはなぜなのか
  • どんな症状が出るのか
  • 出たらどうすればいいのか
  • 椎間板ヘルニアはペット保険の対象なのか

<セブンイレブンでプリントアウトする方>
プリントアウト方法はコチラ
予約番号:84605807
有効期限:2024年2月16日23:59 まで

目次

椎間板ヘルニアとは?

なぜ椎間板が壊れてしまうの?
  1. 遺伝
  2. 年齢
  3. 体型や体重
  4. 急激な運動
  5. 運動不足
  6. ケガ
フレンチブルドッグは椎間板ヘルニアになりやすい?!
種類内容発症しやすい犬種
ハンセン1型若い年齢のうちに発症することが多いヘルニア軟骨異栄養犬種
フレンチブルドッグ、パグ、ペキニーズ、ミニチュアダックスフンド、シーズー、ウェルシュコーギー、トイプードル、ビーグル、コッカースパニエルなど
ハンセン2型年齢を重ねるごとに発症リスクが高まるヘルニア柴犬、トイプードル、パピヨン、マルチーズ、レトリバー、ミニチュアピンシャーなど
  • 2歳前後で椎間板が変形しやすい(通常年齢を重ねるごとに椎間板が変形する)
  • 背骨が短かったり、体が長かったりと犬種特有の体型が椎間板への負担を大きくしてしまう

椎間板ヘルニアにはグレードがある!グレードごとの症状と治療方法

参考:Davies and Sharp 1983 Lineberger and Kornegay
椎間板ヘルニアに似た脊髄軟化症という怖い病気も

こんな症状が出たら注意!愛犬からのサイン&サインが出たら大事なこと

愛犬からのサイン

<軽度>

  • 動きがにぶい
  • 端っこで丸くなって静かにしている
  • 段差やお散歩・運動を拒否して動かない
  • 抱っこを嫌がる&抱くと「キャン」と鳴く
  • 異常に手足を舐める

<進行している症状>

  • 足がふらつく
  • 歩き方がおかしい&いつもと違う
  • 食欲がない
  • 足を引きずるなど動きがおかしい&麻痺が出ている
  • おしっこやうんちがうまくできない
サインが出たら大事なこと

椎間板ヘルニアはペット保険の対象なの?

治療の種類平均相場
内科治療5〜12万円
外科治療30~50万円

まとめ

  • 椎間板ヘルニアとは脊髄と脊髄の間にあるクッション状の椎間板という軟骨が壊れて飛び出してしまうこと
  • 飛び出すことで痛みや麻痺、排尿障害を引き起こす
  • 自然治癒することはない
  • フレブルは椎間板ヘルニアを2歳前後で発症しやすい犬種
  • 発症すると一気に進行してしまうことも
  • 最悪の場合「脊髄軟化症」になり亡くなってしまうこともある
  • 回復率をあげるためには少しでも早く病院での治療を行うことが重要
  • 具体的にどんなことに気をつけるべきなのか
  • リハビリはどんなものがあるのか